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シニア犬と過ごすために、愛犬の健康管理で大切なこと

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愛犬がシニア期を迎えたら、どんなことに気をつけながらお世話や健康管理をすればよいのでしょうか?

「シニア犬の基本的な健康管理」について、いぬのきもち獣医師相談室の丸山知美先生が解説します。

シニア犬のお世話の方法や接し方を変える

シニア犬と過ごすために、愛犬の健康管理で大切なこと いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
シニア期を迎えた犬の体に変化がみられる場合は、日々のお世話の仕方や接し方を変えてあげると愛犬がより暮らしやすくなります。

シニア犬の食事や運動、接し方についてそれぞれみていきましょう。

シニア犬と食事

シニア犬は、食事量が落ちたり咀嚼しにくくなることが多くあります。病気などがある場合は、そのコの状態にあったフードを与えることが望ましいです。

愛犬の食べやすいフードの種類やフードの固さ、食器を置く位置、高さなどを把握した上で、食事はシニア食をメインに与えるとよいでしょう。

シニア犬と運動

シニア犬は、若い頃より運動量や代謝量などが落ちてしまうことがあります。このため、愛犬が太ってきていないか、痩せてきていないかもよく観察し、そのコの状態に合わせて散歩量や運動量を検討してあげましょう。

ただし、シニア犬といっても持病があったり年齢にも幅があるので、動物病院で定期的に健康診断を行い、かかりつけの獣医師に適切な体重か、体重の増減はないか、必要な運動量はどれくらいかなどを相談するとよいでしょう。

シニア犬への接し方

シニア犬は、感覚器が鈍くなることが多く、耳が遠くなったり目が見えにくくなるなどの変化が現れやすいです。

このため、愛犬に対して高めの声でゆっくり話してあげたり、目の見えにくさからの落下や転倒などの事故防止を考えた室内環境の見直しをしてあげるとよいでしょう。

また、体調変化を起こさないために、室内の温度や湿度の管理を行うことも大切です。

その他では、愛犬が困っていることがないか、体の変化など気になることをピックアップしておき、愛犬の健康管理についてかかりつけの獣医師に相談すると安心ですね。

シニア犬の定期的な健康診断を行う

シニア犬と過ごすために、愛犬の健康管理で大切なこと いぬのきもち
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犬が年齢を重ねると、若い頃にはみられなかった体重の増減や体調変化が起こることがあります。これらの変化は飼い主さんが気がつきにくい部分でもあります。

病気の早期発見や体調のわずかな変化に気がつくためにも、シニア犬に定期的な健康診断を行うことは大切です。

シニア期を迎えた愛犬を動物病院に連れて行くことを不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、愛犬に長生きをしてもらうためにも検診は必要だと考えます。

シニア犬と暮らしている方は、基本の健康管理の方法を参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・丸山知美先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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