犬と暮らす
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愛犬の老いを感じるタイミングは?老いを受け入れともに暮らす
犬の老いは避けられないものですが、飼い主さんが愛犬の老いに気がつき、受け入れることで、シニア犬が過ごしやすくなることもあります。
「犬の老いを感じるきっかけやタイミング」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
愛犬の老化を感じるタイミングとは?
例えば、
- 散歩に行きたがらない
- 歩くスピードが落ちた
- 寝ている時間が増えた
- 音への反応が鈍くなった
- 白髪が増えてきた
- 食事を食べるスピードが落ちてきたなど
飼い主さんは、このような体や動きの変化から、愛犬の老いを感じることが多いといわれています。
愛犬の介護をはじめるきっかけとは?
- 足腰が弱ってきた
- 病気で寝たきりになった
- 不適切な排泄が増えた
- 自力で食事ができなくなったなど
飼い主さんは、このような愛犬の様子を見て、手助け(介護)をするきっかけになることもあるでしょう。
愛犬を手助けしてあげたい気持ちが、介護の第一歩でもあるともいえます。
できないことが増えていくシニア犬への接し方は?
こんなときは「愛犬が赤ちゃん返りをした」と思って接してあげるとよいでしょう。
また、飼い主さんは無理をせず、頑張り過ぎず、介護に疲れたら動物病院やペットシッター、老犬ホームなどを頼ることも大切です。
もし、愛犬の体調に変化があったり、食事の介助方法や日々のお世話の仕方、夜鳴きなどの介護で困ったことがあれば、迷わず獣医師を頼ることも大切です。
愛犬にできないことが増えていく姿を目の当たりにしたり、老いを感じたとき、飼い主さんは寂しい気持ちがあるかもしれません。
しかし、これからやってくる愛犬の老いを受け入れて心の準備をすると、愛犬の介護に余裕を持って取り組めるようにもなります。
愛犬と一緒に過ごすことのできる時間、残された時間を大切にするためにも、シニア犬と暮らす飼い主さんは参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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