犬と暮らす
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認知症の予兆かも? 犬の意外な行動変化とは
「認知症でみられる犬の行動変化」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
犬の認知症とは
犬が認知症になると、自分のいる場所や周囲との距離感がわかりにくくなったり、他の犬や人への興味、意欲が低下したり、立つ・座る・歩くなど今まで自然にできていた動作がぎこちなくなったり、不安がる様子が増えるなど、さまざまな行動変化がみられるようになります。
認知症の症状である「行動変化」
①「見当識障害」が起こる
②人との関係性の変化
③睡眠の変化
④排泄の変化
⑤夜鳴きをする
⑥食欲の変化
犬の認知症は根本的な治療方法がない
認知症の症状は進行すると判断ができますが、初期症状は些細なものでその後は普段通りの様子に戻ることが多く、過去のちょっとした違和感が実は認知症の予兆だったということが多いようです。
単調な生活は犬が認知症になりやすくなるので、
- ときどき散歩コースを変える
- 足ツボを刺激するつもりで砂利道を歩かせる
- 他の犬やヒトと触れ合う
- 日光に当たる
- 飼い主さんとゲームをして遊ぶなど
犬にとって刺激のある生活を取り入れるとよいでしょう。
認知症の症状に早期に気がつくためにも、日頃から愛犬を観察する習慣を身につけたいですね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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