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犬の「社会化しつけ」は生後4カ月までがポイントだって知ってた?社会化できている犬の特徴

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愛犬を迎えたら必ず行いたい「社会化しつけ」。社会化ができていると、犬は精神的に安定し、刺激が多いなかでも飼い主さんだけに注目できるイイコになれます。今回は、社会化の重要さをドッグトレーナーの西川文二先生に解説していただきました。

撮影/佐藤正之
撮影/佐藤正之

社会化すればするほど、愛犬も飼い主さんもストレスフリーに

犬が人間社会で暮らすと、車やバイク、自転車など、多くの刺激のなかで毎日を過ごすことになり、ストレスがかかります。社会化とは、犬をこの刺激に慣れさせること。
社会化ができていると、犬は精神的に安定します。刺激が多いなかでもよそ見をすることなく、落ち着いて飼い主さんだけに視線を送れるため、指示も通りやすくなるというわけです。社会化が進むほど、愛犬は落ち着いた犬になります。

社会化の重要さを知ろう

そもそも犬は警戒心が強く、知らないものには近づこうとしない動物。
しかし、そのままでいては獲物をつかまえることも、仲間とコミュニケーションをとることもできません。
そのため、たとえ怖くても知らないものを確認しに行けるよう、好奇心が警戒心を上回る時期があります。これがいわゆる社会化期と呼ばれるもので、生後4カ月齢までを指します。
この期間に社会化ができると、警戒心が強まる5カ月以降もストレスなく過ごすことができ、吠えなどの困りごとにもつながりにくくなるのです。

生後4カ月齢までの犬は、好奇心>警戒心

「怖いな」(警戒心)より「これ、何だろう?」(好奇心)が勝るのが生後4カ月齢までの犬
「怖いな」(警戒心)より「これ、何だろう?」(好奇心)が勝るのが生後4カ月齢までの犬

社会化ができている犬の特徴

身の回りにあるものは危険なものでないと知っているので、精神的に安定します。吠えなどの困りごとにもつながりづらくなります。

「これは危険なものじゃないから平気!」
「これは危険なものじゃないから平気!」

社会化ができていない犬は

刺激に囲まれ、常に周囲に注意を向けているので、ストレスを感じることに。不安から、吠えなどの困った行動を起こすこともあります。

「これは何!? 怖い!」
「これは何!? 怖い!」

社会化=刺激の強いものも無視できること

犬を人間社会の刺激に慣れさせる(社会化しつけをする)ということは、つまりあらゆる刺激の強いものでも無視できるようになるということです。車やバイクなど、犬にとって刺激が大きいものでも、社会化を通じて「これは怖いものではないんだ」とわかれば気にならないように。結果、飼い主さんの指示だけに集中しやすくなるのです。

社会化トレーニングで安心ゾーンを増やそう!

社会化しつけで気をつけなければならないのは、犬を怖がらせた状態でトレーニングを終わらせないことです。

犬が不安や恐怖を感じる領域を「不安ゾーン」、安心していられる領域を「安心ゾーン」、この2つの境界線を「ボーダーライン」と呼びます。トレーニングによってこのボーダーラインを引き上げれば、安心ゾーンを増やせます。一方で、犬を怖がらせたままの状態で終えてしまうと一気に不安ゾーンが増加してしまいます。そうならないよう、社会化しつけは細心の注意を払って行いましょう。

トレーニングで安心ゾーンを増やそう
トレーニングで安心ゾーンを増やそう

生後4カ月齢を過ぎたら、社会化はどうすればいいの?

社会化期に限りがあっても、社会化に終わりはありません。人間社会で暮らすうえで、社会化は犬にとって必要不可欠なもの。今からでも始めましょう。なかにはどうしても犬が苦手に思うものもあるかもしれませんが、たとえ一生かかってでも、慣れさせる努力をしていくことが大切です!

いかがでしたか? 愛犬が生後4カ月齢を過ぎていても、苦手な刺激に慣れさせることをあきらめないことが大切です。落ち着いたイイコを目指して、トレーニングを続けてみてくださいね。

お話を伺った先生/Can ! Do ! Pet Dog School代表 西川文二先生
参考/「いぬのきもち」2022年7月号『はじめてしつけコンプリートドリル vol.5 社会化しつけ』
写真/佐藤正之
文/いぬのきもち編集室

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