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「人なつっこい犬」に育てるにはどうしたらいい? 子犬の頃から意識したいポイントとは|獣医師解説

愛犬に対して、「人なつっこいコになってほしい」と考える飼い主さんもいるかと思います。飼い主さんの育て方によって、愛犬を人なつっこいコにすることはできるのでしょうか。

今回、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

人なつっこい犬に育てるポイントは?

見つめるシー・ズー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の性格にもよりますが、子犬の頃からいろいろな人と触れ合うことで、人なつっこくなる可能性はあるでしょう。日頃からのコミュニケーションのとり方や、飼育の環境などにも影響されると思います。

まず大切なことは、外の環境でも愛犬が落ち着いていられるようにすることです。まだ外の環境に慣れていないコは、抱っこしたままで短時間だけでもよいので外に出てみて、乗り物やさまざまな人の声などに慣らす練習をしておくとよいでしょう。

また、できるだけさまざまな年代・性別の人に慣れさせることも、人なつっこい犬になるためのポイントに。たとえば、外で犬が好きそうな人に会ったときに協力をしてもらい、持参したおやつやフードを与えてもらったり、なでてもらったりするのも、人馴れの練習としてよいかと思います。

人なつっこい犬の特徴は?

おそろいの服を着るゴールデン・レトリーバー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
もともとの犬種の特徴などによっても、人なつっこい犬に育つ傾向というのが見られます。たとえば、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、キャバリア、マルチーズなどの犬種は、温厚で人なつっこいコが多いです。

人なつっこくないタイプの犬、あとから育て方によってどう変わる?

笑顔のミニチュア・ダックスフンド
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
警戒心が強い気質の犬を、飼い主さん以外の人に対してなつっこくすることは難しいかもしれません。また、それはそのコの性格なので、無理に人なつっこくしなくてもよいのではないでしょうか。

ただ、人に対して恐怖心や不信感を持っている犬が、飼い主さん含めさまざまな人に少しずつ触れ合っていく中で、恐怖心や不信感が薄れ、人なつっこくなることはあるでしょう。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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