しつけが思うようにいかないと、愛犬の「できないこと」ばかりに目がいって、つい悲観的になってしまう飼い主さんもいるでしょう。
でも、悪いところ探しはもうやめて! 愛犬の「できること」や「かわいいところ」「好きなところ」に注目してください。ささいなことでもたくさんあるはずです。
当たり前じゃない! こんなところも長所♪
たとえば、下記のようなことを「できて当たり前」と思っていませんか? でも、じつはできなくて困っている飼い主さんは、意外と多いのです。
・外でもトイレができる
・足拭きが上手にできる
・よく食べる
・知らない人がいても平気
・人に噛みつかない
・犬だけで寝られる
こうしたことを愛犬の「長所」と認めて、ほめてあげましょう!
飼い主さんの受け取り方次第! 「ポジ変」でみんなイイコに♡
愛犬の個性をネガティブにとるか、ポジティブにとるかは、飼い主さん次第。どうせならポジティブに解釈して、もっと愛犬を大好きになりましょう。
愛犬の性格をネガティブに感じているなら、ポジティブに変換=「ポジ変」で、長所にチェンジ!
下記で具体例を紹介しますね。
①飽きっぽい→切り替えが早い
愛犬の集中力が続きにくく「飽きっぽい」ということは、切り替えが早いということでもあります。気持ちをリセットして物事に向き合えることは、立派な長所です!
②ビビリ→慎重派
ビビって気おくれするということは、犬自身が慎重にリスクから身を守っているということ。常に目を光らせなくても危ないことをしにくく、安心度が高いともいえるのです。
③やんちゃ→元気いっぱい!
体を動かすのが大好きなやんちゃ犬。ときにそのパワフルさに圧倒されることもありますが、それは愛犬が元気な証拠! リアクションが大きく、わかりやすいのもいいところ♪
このように、ちょっと考え方を変えるだけで、愛犬への愛おしさがぐっとアップします。できないことばかり考えてしまうより、愛犬のいいところをちゃんと認めてあげましょうね!
出典/「いぬのきもち」2017年5月号『ココロがふっと軽くなり、愛犬もイイコになる 犬育ての手引き8』
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。