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【獣医師監修】犬のケージの必要性~や置く場所は?トイレトレーニングにも効果的

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ケージは愛犬の安全確保に欠かせないアイテムのひとつです。今回は、ケージの必要性やサークルとの違い、置き場所のポイントを解説します。トイレトレーニングへの活用法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ケージの必要性とは?

ケージ内のトイプー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

ケージとは?

「ゲージ」という人もいますが、正確には「ケージ(Cage)」
です。ケージには床と天井があるので、周りを囲うだけの「サークル」とは厳密には異なります。ただ、最近では天井を取り外すことができるものも多く、同じような扱いをされるケースもあるようです。

ちなみにクレートってどんなもの?

ケージやサークルと並んで、よく見聞きするのが「クレート」と呼ばれるものです。クレートは持ち運びが可能な犬小屋のようなものを指し、キャリーバッグのような形状をしています。適度な狭さが犬にとって心地よい空間となり、移動中にクレートへ入れることで犬を安心させることができます。

ケージの重要な役割とは?

ケージを舐める柴
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

◆イタズラや誤飲・誤食などのトラブルを予防


ケージは犬の行動範囲を仕切って管理するのに非常に役立ちます。特に子犬は、好奇心が旺盛なので、何でも口に入れたり、舐めたりかじったりしてしまいます。誤飲・誤食などの事故を防ぐためにも、犬がイタズラする余地のない住環境を整えることが大切です。
また、一度経験するとそれを繰り返してしまうことがあるので、イタズラなどは初めから経験させないようにすることが大切です。

◆留守番中の安全確保


短時間の留守番の場合、犬はほとんど寝て過ごしているようですが、8時間以上の留守番になると、起きて過ごす時間も出てきます。フリーにさせておいても大丈夫な犬もいますが、基本的に、飼い主さんの目が行き届かない留守番時は、ケージの中で過ごさせる方が安全でしょう。なお、長時間の留守番の際は、排泄したり眠ったり、歩き回ったりできる、広めのスペースを用意してあげましょう。

ほかにも、犬は単独で静かに過ごせる場所があるとストレスがたまりにくくなるといわれています。愛犬の快適な生活環境のためにもケージは必要といえるでしょう。

ケージの置き場所は?

ケージ内のシュナウザー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

それでは、実際にケージを購入した場合、どこに置くのがよいのでしょうか。

ケージを置のに適した場所とは?

犬は、外の音や直射日光の影響を受けやすいので、窓やドアから離れ、人の行き来が気にならない静かな場所に置くのがポイントです。また、エアコンの風が直で当たる場所は避け、部屋の温度は18~24℃(夏は26℃以下)、湿度は50~60%に調整するようにしてください。

ケージの中にトイレは置いてもOK?

トイレはケージの中に置いてもOKですが、犬は排泄したところから離れた場所を寝床にする習性があり、トイレと寝床が近いとストレスを感じたり、そそうの原因になったりするので注意してください。トイレをケージの中に置くためにも、ケージは大きめのサイズが理想です。
留守番時などに、クレートの入り口とケージの入り口をくっつけて使用するのもおすすめです。そうすることでクレートは落ち着く場所、ケージはトイレと分けることができます。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「愛犬が喜ぶ! ピッタリサイズのクレートとサークルの選び方」

ケージはトイレトレーニングにも使えます!

子犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬を飼えば、必ず行うであろう「トイレトレーニング」。ケージは、そんなトイレトレーニングにも大いに活用できます。ここでは、ケージを使った愛犬へのトイレトレーニング方法をご紹介します。

①まずはトイレを覚えさせる

子犬は1日20時間くらいを寝て過ごします。休んでいる間は、静かに眠れるようにクレートに入れ、布をかけて暗くしてあげましょう。最後の排泄から2~3時間経ったら、犬を抱き上げてトイレシーツを敷き詰めたケージに入れます。ここで上手に排泄できたらご褒美にフードをあげたり、ケージの外で一緒に遊んであげたりしましょう。一通り遊んだらまたクレートで休ませてください。

②排泄しないときは少し休ませ再びチャレンジ

もしトイレケージに入れても排泄できなければ、30分~1時間ほどおいてから、再び入れてあげます。床のニオイを嗅いだり、そわそわしたりしているときは、排泄のサインの可能性もあるので、中に入れてみるとよいでしょう。

③自力でトイレまで歩けるよう誘導する

これを繰り返して、トイレの場所を覚えられたら、自分でトイレケージの中まで歩いて行けるように誘導してみましょう。犬の睡眠時間が終わったらクレートのドアを開けて、フードを握りしめた手で中まで誘導します。慣れてきたらフードを使わなくても、指をさすだけで自然にトイレケージに足が向いて、排泄するようになります。

④少しずつクレートとケージの距離を離す

フードがなくても排泄できるようになったら、クレートとトイレケージを徐々に遠ざけて、どこに置いてもトイレまで自分で歩いて行けるようにします。トイレトレーでの排泄を覚えさせたい場合は、ケージの囲いを取り外して、段々とトレーに慣れさせるとよいでしょう。

ケージを利用して愛犬の生活を快適に!

ケージを設置することでトイレトレーニングにも活用でき、愛犬の生活を安全で安心なものにすることが可能です。ぜひケージを使って愛犬の生活環境を快適に整えてあげてください。

参考/「いぬのきもち」特別編集『犬との暮らし大事典』
   「いぬのきもち」2017年5月号『愛犬は快適、飼い主さんは安心 時間別おすすめ留守番スタイル』(監修:日本動物福祉協会認定家庭犬インストラクター 「Can!Do!Pet Dog School」代表 西川文二先生)
   「いぬのきもち」獣医相談室発『飼い始め期に知っておくべきQ&A30』
「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『愛犬が喜ぶ! ピッタリサイズのクレートとサークルの選び方』
監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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