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犬のお風呂(沐浴)の方法や乾かし方、注意点は?

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愛犬をきれいにしてあげたい、気持ちよく汚れを落としてあげたい、と飼い主さんなら思うものですよね。そんな、犬のシャンプーやお風呂はどんな方法がいいのか、効能から頻度、ハウツー、乾かし方まで、獣医師が解説します。

犬のお風呂(沐浴)は、どんな効能があるの?

人でいうお風呂のような意味がある、犬の沐浴。犬の場合、シャンプー後に沐浴を行うと、血行を促して代謝を高め、リラックス効果をもたらすといわれます。さらに、沐浴中に体をやさしくマッサージすることで、老廃物が流れて体がスッキリ軽くなるとも。お湯につかることで、汚れも落ちやすくなります。水が苦手ではない愛犬なら、シャンプーと合わせて行うといいでしょう。

シャンプー&お風呂(沐浴)の頻度や必要なアイテムは?

シャンプー&沐浴の回数は、季節や犬の個体差にもよりますが、2~3週間に1回を目安にするといいでしょう。ただし、水嫌いの犬には、無理強いしないようにして。ただでさえ、長時間の拘束は犬にとって、大変ストレスなもの。なるべく手早く行い、犬の体への負担が少ない方法で洗うといいでしょう。

・用意するもの…洗面器、犬用シャンプー&リンス、泡立てネット、犬用入浴剤やバスエッセンス、たらい、薄手ぬぐいやガーゼ、マイクロファイバータオル、バスタオル、ドライヤー、ブラシ類(コーム、スリッカーブラシ、ラバーブラシ)

シャンプー&沐浴のやり方は?

事前にシャンプー液を用意しておきましょう(洗面器やボウルなどにシャンプー液を適量入れ、ぬるま湯のシャワーを勢いよく注ぎ、泡立てネットで泡立てておく)。お湯の温度は37℃くらいのぬるま湯に設定しておきます。

1 犬が嫌がりにくい背中からシャワーで濡らす
片手で犬の胸を押さえつつ、弱めの水流でシャワーヘッドを皮膚に近づけ流すと犬が怖がりにくいでしょう。

2 シャンプー剤を体にかけて下洗いをする
泡立てネットに含ませた泡を犬の背中からかけ、毛になじませます。背中、胸、おなか、足、頭の順で全身にまんべんなく泡を広げます。

3 泡が全体に行き渡ったらすすぐ
体全体に泡がなじんだら、体をこすらずに、すぐすすぎます。犬が嫌がる場合は、片手であごを上げながら、顔や後頭部から泡を流すとスムーズです。ここでは表面の汚れをざっと落とします。

4 指の腹で地肌を洗う本洗いを
再び、ネットで下洗いより濃い泡を犬の体全体にかけ、毛ではなく地肌を指の腹で洗います。嫌がりにくい背中から、胸、おなか、お尻、内股、足へと進み、最後に頭へ。終わったらよくすすぎます。
嫌がりやすい顔まわりは最後に洗いましょう。おでこを泡につけて顔全体にのばします。垂れ耳の場合は広げて、両手で耳のふちをよく洗って。目のまわりは目を避けながら毛並みに沿って指を動かして。顔が終わったら、すすぎは顔から行います。すすいだら、リンスを。

5 ぬるま湯にそっと犬を入れる
シャンプー後、5分ほど、犬をお湯につからせましょう。犬のおなかがつかるくらいに、たらいや浴槽などに35~37℃くらいのぬるま湯を張り、犬用入浴剤やバスエッセンスを加えても。入浴中は、犬を驚かせないよう、すべての動作をゆっくり静かに行って。手で静かにお湯を全身にかけます。耳にお湯が入ると、犬は驚いて落ち着きをなくすので、かけ湯の際は、細心の注意をしましょう。

シャンプー&お風呂(沐浴)後の犬の乾かし方

1 毛の流れに沿って水気をきる
入浴後、手の平を犬の体にぴたっと密着させて、背中からお尻、ももから足先へと毛の流れに沿って滑らせます。水を押し出すようにゆっくり1~2回水気をきります。

2 スポンジタオルで水分を吸い取る
絞ると吸水力が回復するスポンジタオルを犬の体に押し当てるようにして、全身の水分をざっと取ります。タオルが含んだ水分を3~4回絞りながら繰り返し、全身の水分を吸い取ります(吸水性の高いタオルを使ってあらかじめ水分をしっかり取れば、苦手な犬が多いドライヤーの時間が短縮できて、愛犬に与えるストレスを減らせます)。

3 マイクロファイバータオルでさらに水分を取る
タオル拭きの仕上げとして、タオルを吸水性の高いマイクロファイバー製に替え、犬の体に押し当てて、残った水気を吸収。耳やマズル、肉球の間など、細かい部分の水分も丁寧に吸わせて。

4 ブラシなどで毛と整えながらドライヤーを当てる
毛玉にならないように、スリッカーやコームで毛を整えながら乾かしましょう。ドライヤーは犬が嫌がりにくい背中から始めます。ドライヤーを体の上から当てると、毛がふわふわに整えられます。
・短毛の場合…スリッカーブラシで毛を整えながら、毛並みに沿ってドライヤーを当てましょう。
・長毛の場合…ドライヤーを犬の毛並みに沿って当てると、よりさらさらのストレートに仕上げられます。毛を寝かせるように風を当てながら乾かすのがコツです。

まとめ

愛犬の体を清潔に保つために欠かせないシャンプーやお風呂。長時間の拘束は、水好きな犬にとってもストレスになることも。なるべく手早く行い、愛犬への負担が少ない方法で洗ってあげたいですね。

出典:『愛犬のための健康長寿ガイドvol.2体の健康ガイド』「シャンプー&沐浴」(監修 二村陽子先生)

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