犬と暮らす
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愛犬に何となく元気がない… そのとき飼い主が注意すべきこととは
「犬の元気がないときに気をつけること」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬の元気がないときにみられる様子
たとえば、
- いつもは来るのに呼んでも来ない
- 疲れている
- ずっと寝ている
- 活力がない
- 尻尾を振らない
- 尻尾が下がっているなど
いつも元気な愛犬にこのような様子がみられる場合は、何らかの病気による体調不良を起こしていたり、疲れやストレスなどを感じている可能性もあります。
病気で元気がないときにみられる症状
たとえば、
- 食欲がない・食べない・水を飲まない
- 嘔吐・下痢をしている
- 体の震えがある
- 寝てばかりいる
- 熱がある
- 耳が冷たい
- 尿や便に異常がある
- 唸る・怒るなど
愛犬に元気がない状態のとき、その他の症状が出ていない場合や症状に気がつかない場合では、隠れている病気を見過ごしてしまうこともあるので注意が必要です。
病気以外でも犬の元気がなくなることがある
たとえば、
- ワクチン接種後や手術後
- 精密検査や治療の際に使用する鎮静剤や全身麻酔を使用した後
- 飼い主と離れたストレスや環境変化
- 疲労
- 老化
などの場合でも犬の元気がなくなることが考えられます。
病気以外が原因であったとしても、上述した”病気で元気がないときにみられる症状”がある場合は治療が必要になる可能性があることから、動物病院を受診することをおすすめします。
愛犬に元気がないと感じたときの対処法
しかし、元気がない状態が続いたり普段の様子に心配事がある場合は、健康チェックも兼ねて動物病院を受診しましょう。
愛犬の様子をよく観察する習慣が大切
愛犬になんとなく元気がないと感じたら、「まぁ大丈夫だろう」と思わずに、いつもと何が違うのかをよく観察し、記録することが大切です。
季節の変わり目は犬も体調を崩しやすくなるといわれています。愛犬の変化に気がつけるようにしたいですね。
参考/いぬのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】犬の元気がない場合の原因や対処法は?病気の可能性など症状も解説』
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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