犬にも秋の花粉症がある？犬のブタクサアレルギーとは

犬の『花粉症』は春だけではなく、秋に飛散が多くなる「ブタクサ」の花粉などもアレルギーの原因になることがあるそうです。

「犬のブタクサアレルギー」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。

犬も秋の花粉症になることがある

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人と同じく犬も秋に花粉症になることがあります。秋の花粉症とは、主に秋に花粉などの飛散が多い植物などに対してアレルギー反応を起こしてしまっている状態のことです。

たとえば、秋に花粉の飛散量が多くなる植物に「ブタクサ」がありますが、このブタクサが放出する花粉に対して犬の体がアレルギー反応を起こすことがあります。

犬の「ブタクサアレルギー」の症状

犬のブタクサアレルギーの症状自体は、他の多くのアレルギーによる症状と大きく変わるわけではなく、目の充血やアレルギー性皮膚炎が主な症状です。皮膚のかゆみを伴う足先の皮膚炎や外耳炎などがよく見られます。

愛犬にアレルギーの可能性がある場合は早期に受診を

イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル子犬 — いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬の花粉症では、お散歩などで外に出たときなどに周りに浮遊している花粉などが体に付着することでアレルギー反応が起こる可能性があります。

このため、愛犬に植物などによるアレルギー反応が出ていると感じたら、体をよく拭いてあげたり、可能であればお風呂に入れてあげるのもよいでしょう。

愛犬の体に付着した花粉をできるだけ取り除いてあげても、体を舐めすぎていたり、掻きすぎている様子がみられる場合は、より炎症がひどくなってしまわないようにエリザベスカラーをつけたり靴下を履かせるなどの対処を行い、早めに動物病院を受診するようにしましょう。

愛犬のアレルギー反応に気が付くためにも、かゆがるしぐさはないか、皮膚の炎症がないかなど日々の観察を大切にしたいですね。犬のアレルギーが気になる飼い主さんは参考にしてください。

（監修：いぬのきもち獣医師相談室獣医師・原駿太朗先生）
取材・文／maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

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CATEGORY 犬と暮らす

2022/09/10 UP DATE