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トビやタカ、カラスの多い地域を愛犬と散歩する際に注意すること

海や山などでは、猛禽類が飛んでいる姿をみる機会も多く、海辺では犬連れの飼い主に対して鳥に襲われないように海岸を歩く際の注意を促しているところもあります。

また、公園や道端では人や犬もカラスに攻撃されることがあるともいわれています。

では、愛犬との散歩中にトビやカラスなどから襲われないためにはどのようなことに注意をすればよいのでしょうか。

「トビ(トンビ)やタカ、カラスの多い地域を愛犬と散歩する際の注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生が解説します。

犬が鳥に攻撃される可能性はゼロではない

トビやタカ、カラスの多い地域を愛犬と散歩する際に注意すること いぬのきもち
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これまでに獣医師としてカラスに襲われた1〜2kgほどの猫を何度か診察したことがあります。そういった意味でいうと小型犬などが大型の鳥に襲われてしまう可能性は決してゼロではないといえます。

愛犬がトビやタカなどの猛禽類に攻撃されないために

トビやタカ、カラスの多い地域を愛犬と散歩する際に注意すること いぬのきもち
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海辺は特にトビなどが多く生息していて、散歩中に飼い主と犬が攻撃を受けたり、小型犬がノーリード中に攻撃を受けたり、遊んでいたおもちゃを奪われるというケースもあるといわれています。

彼らはとても周りをよく見ており、食べ物をすぐに見つけるため、散歩中は犬のおやつを含めた食べ物はなるべく持たないようにしましょう。

愛犬がカラスに攻撃されないために

チワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
カラスは群れでいるときや巣などが近くにあるときに、威嚇や防衛の意味で襲ってくることが多いと考えられます。特にカラスの場合は、繁殖シーズンである春先から夏にかけては巣やヒナを守ろうとする気持ちが強まるため、威嚇のための行動が特に激しくなりがちな傾向もあるようです。また、特に自身が攻撃されたと感じたときは人であっても向かってくるケースがあります。

愛犬との散歩時に注意することとしては、カラスが多く集まっているところへは近寄らないようにすることと、犬がカラスに興味を持っても突然飛び出さないように、しっかりとリードを持っておくようにしましょう。

愛犬が鳥に攻撃されないための注意点

トビやタカ、カラスの多い地域を愛犬と散歩する際に注意すること いぬのきもち
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トビなどの猛禽類やカラスは鳥の種類が異なりますが、愛犬が鳥類に攻撃されないための意識として、
たとえば、
  • カラスやトビなどの集まっているところに不用意に近づかないこと

  • 食べ物などをできる限り持ち運ばない、もしくは見えないようにすること

  • リードをしっかりと持っておくことで不用意に犬との距離が開いてしまわないようにすること

などの基本的な注意点を知っておくことが重要です。

愛犬を守るためにも「犬が猛禽類やカラスなどの鳥に襲われる可能性はゼロではない」ということを理解しておくことは大切ですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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