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ぽたぽたオシッコ、黒いウンチ……今すぐ受診すべき犬の「キケンなウンチ&オシッコ」

今すぐ動物病院で受診すべきウンチとオシッコって?

ウンチやオシッコは愛犬の健康のバロメーターともいわれています。しかし中には、今すぐ動物病院を受診すべき、危険な症状が隠れているウンチやオシッコも。そんな危険なウンチやオシッコについて、東京都北区にある王子ペットクリニック院長の重本仁先生にお話を伺いました。この記事で紹介している症状が見られたら、今すぐ動物病院を受診しましょう。
イラスト/太田麻衣子
イラスト/太田麻衣子

受診すべき危険なオシッコ

オシッコの緊急度を見極めるポイントは、オシッコがしっかり出ているか否かです。オシッコがほとんど出ない、もしくはまったく出ない場合は、迷わず救急病院へ。血が混じっていたり異臭がしていたりしても、しっかりオシッコが出ている場合には、救急ではなく通常診療の時間帯に受診を。
イラスト/太田麻衣子
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トイレに行くも、ポタポタとしかオシッコが出ない

結石症が起きていて、かなり緊急度の高い状態にあると言えるでしょう。尿管や尿道、膀胱(ぼうこう)などに石状の結晶ができる結石症や、尿道や膀胱にできた腫瘍などが原因でオシッコが出にくくなっていると予想されます。出るべきオシッコが出ないと、急性の腎障害となり、命にかかわる状態に陥ります。

排泄の姿勢をとって「キャン!」と鳴き、オシッコをしない

石で尿路が詰まっていたり、前立腺に障害がある可能性が。オシッコが出ずに鳴くような状況は、結石症などで尿道閉塞を起こしていたり、オスなら前立腺肥大などの病気を発症していて痛みを感じているケースが考えられます。いずれにせよオシッコが出ないのは、急を要する状態です。

受診すべき危険なウンチ

嘔吐と同様に、下痢も犬にはよく見られる症状です。下痢を何度かくり返したあとでも元気があるのなら、救急ではなく通常の診察時間の受診でよいでしょう。嘔吐を伴ったり、下痢のあとに元気がなければ救急へ。
イラスト/太田麻衣子
イラスト/太田麻衣子

トマトジュースのような血の下痢をする

とくに子犬などでは、重度の感染症にかかっている危険大です。トマトジュースのような下痢を大量にした場合は、救急のサイン。とくに子犬だと、命にかかわる重大な感染症が原因のことも。感染症だった場合、感染拡大を防ぐため、まずは動物病院に電話し、指示をあおいでから受診しましょう。

繰り返し下痢をしてぐったりしている

消化器の不調や感染症の可能性が感がられます。下痢を何度も繰り返したあと、ぐったりと元気がない様子なら、脱水症状を起こしているかもしれません。とくに体力のない子犬やシニア犬が感染症にかかると、激しい下痢から急激に状態が悪化して命の危険にさらされることがあります。

大量の血が混じった真っ赤なウンチや黒っぽいタール状のウンチをする

鮮血なら大腸、黒っぽければ胃や小腸などで大量出血しているサインです。ウンチの表面に少し血が付着する程度であれば緊急度は高くないですが、大量の鮮血を伴うウンチや、真っ黒でべったりとしたウンチをした場合は救急症状です。前者は大腸、後者は胃や小腸に重大な疾患があり、腸内で大量に出血している可能性が!

気になる症状があったら、今すぐ動物病院へ

いかがでしたか? ご紹介した以外にも、今すぐ救急症状にはつながらなくとも、悪化すると救急症状につながるものがあります。例えば大量の水を飲み、何度もオシッコするなどの多飲多尿の症状が見られたら、糖尿病や腎臓病、メスなら子宮蓄膿症といった重大な病気が隠れているかもしれません。いずれも放置すると救急症状につながりやすい病気のため、愛犬にいつもと違う異変がみられたら、まずはかかりつけ医に相談しましょう。

お話を伺った先生/王子ペットクリニック院長 重本 仁先生
参考/『いぬのきもち』2022年7月号「今すぐ受診すべき救急症状」
イラスト/太田麻衣子
文/いぬのきもち編集室
※今回取り上げている症状は一例で、ご紹介している症状でも救急にあたらない場合があります。また反対に、救急ではないとした症状でも急を要するケースもあります。愛犬に気になる症状や異変が見られたら、すみやかに動物病院へ連絡して受診しましょう。
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