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犬の性格はどうやって決まるの? 犬種や生活環境、育て方は影響する?

犬というと賢く人に寄り添う朗らかな動物というイメージをもつ方も多いでしょう。しかし犬にも個性があるため、警戒心の強い犬もいれば自由気ままな犬もいます。今回は犬の性格の犬種による違いや、育った環境、育て方などの影響について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に教えていただきました。

犬種によって性格にも傾向あり

ヨークシャー・テリアのりくとちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
シー・ズー、柴、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルなどは、比較的要求吠えが少なく、優しく穏やかな性質を持ち合わせ、ひとりの時間も安心して過ごせる性格をしているといわれています。
しかし、犬の性格は異なるため、同じ犬種でも真逆の性格が見られることもあるでしょう。犬種による性格の違いは、あくまでも大まかな傾向であることを理解しておいてください。

育った環境で性格は変わってくる

ニコニコしているウニちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
育った環境や、飼い主さんとのふれ合い方によって形成される性格のことを「後天的性格」といいます。
とくに犬が育つ環境で、性格が大きく分かれるのが、室内飼いと屋外飼い。
室内で飼われている犬の場合、外からの刺激が少なく、生活の大部分を飼い主さんに見守られているため、内向的で臆病な性格になりやすい傾向に。一方、屋外で飼われている犬は、ノラ猫や鳥などの動物や近所の人、自動車などさまざまなものを見て育つため、物怖じしない犬に育つ傾向があるといわれています。

育て方でも性格は変わる

柴のヤマトちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
しつけをほとんどされない、イタズラしても怒られないなど、甘やかされて育った場合、欲求を通すために攻撃的になってしまう犬もいます。
また、しつけと称して体罰をくわえられたり、激しい家族間のケンカなどを見たりしていると、警戒心が強く神経質になってしまうことも。
犬の性格は、性別などによっても傾向が異なります。いずれにせよ、犬の性格を良い方向に導くためには、飼い主さんのサポートが大切。犬の特性を理解しながらしつけを行い、愛犬と楽しく健やかに生活できる環境を築いてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
参考/いぬのきもちWEB MAGAZINE『【基本編】知っておくべき犬の『性格』|犬種や環境、年齢で変わる?』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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