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人も犬も触れるだけで危険な猛毒の赤いキノコ「カエンタケ」も 散歩中にキノコを見つけたら気を付けるべきこと

猛毒な「カエンタケ」という赤色のキノコをご存知ですか? 近年、都市部の公園などでも注意喚起が行われている場所があります。カエンタケは人も犬も触るだけで危険な毒キノコなので、愛犬とのお散歩中には注意が必要です。

「カエンタケなどの毒キノコによる犬の中毒」について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に話を聞きました。

「カエンタケ」には猛毒がある

カエンタケとは、表面はオレンジ色から赤色、細長い円柱状または棒状で土から手の指が出ているようにブナ、コナラなどの紅葉樹林の地上に群生または単生するキノコで、夏から秋に発生します。

カエンタケには強い毒性があり、人が食べても触っても危険で死亡例があります。同様に犬にとっても危険なキノコです。

毒キノコの中毒で犬が死亡する危険がある

パグ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
カエンタケに関わらず、犬が毒キノコに触れたり食べたりすると現れる中毒症状についてはキノコの種類によっても異なりますが、一般的に嘔吐や下痢、腹痛、流涎、痙攣などの神経症状などを起こす可能性があります。

また、毒の成分によっては死亡する危険性もあるでしょう。

犬が毒キノコを食べた場合の適切な対処方法

柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が毒キノコを食べた、あるいは食べた可能性がある場合は、すぐに動物病院を受診し、必要な処置をしてもらうようにしてください。

毒キノコかそうでないかの判断がつかない場合も多いと思いますので、愛犬が何かを食べてしまったら、速やかに動物病院に連絡し、指示を仰ぐようにしましょう。

散歩中にキノコを見つけたら近づかないことが鉄則

人も犬も触れるだけで危険!猛毒の赤いキノコ「カエンタケ」に注意! いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
夏から秋はキノコの発生が多くなる季節です。愛犬のお散歩はキノコが生えていそうな場所を避けましょう。もしお散歩中にキノコを発見した場合は愛犬をキノコに近づけないように注意してください。

お散歩中にキノコの種類や毒があるかを瞬時に判断するのは難しいため「近寄らないこと」が愛犬を守ることにつながります。参考にしてください。

厚生労働省Webページ:自然毒のリスクプロファイル「カエンタケ」

(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・白山さとこ先生)
参考/厚生労働省webページ 自然毒のリスクプロファイル:カエンタケ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000143427.html
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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