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食べる、くわえる…犬は口をどのように使っている? 犬の口の役割とは

犬の「口」にはさまざまな役割があるようです。犬たちは口をどのように使って暮らしているのでしょうか。

「犬の口の役割」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬の口にはさまざまな役割がある

食べる、くわえる…犬は口をどのように使っている? 犬の口の役割とは いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬には大きな口があり、口の中には鋭い歯と舌があります。

犬にとって口は、呼吸をする以外にも食事をしたり水を飲んだり、何かをくわえて持ったり運んだり、舐めたり、吠えて声を発するなどの際に大切な役割があり、犬同士や人に対するコミュニケーションにも使われる体の部分です。

では、ここからは、日々の生活の中で見かけやすい犬の口の使い方とその役割についてみていきましょう。

①噛んだり飲み込んで食事をする

小型犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
当たり前のことかもしれませんが、犬は口の中に入れた食べ物を飲み込んで食事をします。

大きなサイズや硬い食べ物の場合は、強い顎の力と鋭い歯を使って口の中で食べ物を切り裂いたりちぎったり、バリバリと噛み砕いて食べるための役割があります。

②犬の噛むには食べるため以外の意味もある

小型犬
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同じ「噛む」という犬の行動でも、食事をするため以外に他の犬や人などに対して遊びの一環としておもちゃを使って噛んで引っ張り遊びをしたり、犬同士が遊びながらじゃれて甘噛みをしたり、恐怖を感じたときや自分を守るためなどに攻撃する際に使われる役割もあります。

③舌を使ってなめる

小型犬
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犬が体や物などを舌を使ってなめるという行動には、食べ物の味を確認することや自分の口周りをきれいにするため、傷や気になる体の部分を清潔にするため、自分でグルーミングをするため、愛情表現のひとつ、気持ちを落ち着けるためなど、様々な役割があります。

④物を口の中に入れてくわえる

食べる、くわえる…犬は口をどのように使っている? 犬の口の役割とは いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が物を口の中に入れてくわえるという行動には、物を運んで移動させたり、好奇心で口に入れてみたり、どのような触感なのかを確認するためなどの役割があります。

犬は人のように両手を使って物を持ったり、遊んだり、体を清潔にすることはできませんが、口の機能を上手に使って暮らしているのですね。犬の口の使い方と役割についてお話ししました。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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