1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 雑学・豆知識
  4. 犬が嫌がる場所・苦手に感じやすい場所とは

犬と暮らす

UP DATE

犬が嫌がる場所・苦手に感じやすい場所とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
愛犬がお散歩中や外出中に、突然嫌がる場所や苦手に感じていそうな場所はありませんか?

「犬が嫌がる場所・苦手な場所」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬が嫌がりやすい状況には共通する傾向がある

犬が嫌がる場所・苦手に感じやすい場所とは いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
一概にはいえませんが、多くの犬が嫌がったり苦手に感じる場所や状況には共通する傾向があるといわれています。たとえば、
  • 初めて訪れた場所

  • 知らない人がいる状況

  • ほかの犬や動物が多い状況

  • 車の車内

などを嫌がる犬は多いです。

初めて訪れた場所や知らない人がいる状況では、警戒心の強い、ルーティンを好むコほど緊張感がより強くなります。

また、車の車内では、振動や車内の音が苦手であったり、車に乗ることに慣れていないなど、緊張感から苦手に感じるコは多いようです。

犬が嫌がりやすい場所とその理由

犬が嫌がる場所・苦手に感じやすい場所とは いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ではここからは、犬が嫌がったり苦手に感じやすい場所とその理由についてみていきましょう。

①飼い主と離れる場所

犬は飼い主さんと離れることを嫌がりやすいです。元々、群れで生活する動物でもあるため、頼りにしている飼い主さんと離れてしまう状況そのものに不安を感じる傾向もありますが、離れた後、更に苦手な経験をすることによって、ますます離れるのを怖がるようになる事もあります。
例えば、動物病院では診察時に体を保定されたり痛かった記憶、入院をした記憶などのマイナスなイメージがあることで苦手に感じるコがいます。

他にもトリミングサロンでは、懐く相手が限られているコの場合など、飼い主さんがいなくなる不安感やトリマーさんへの緊張感から苦手に感じるコがいます。

②歩きにくい場所

排水溝やマンホールなどの歩きにくい場所は、犬の視力があまりよくないことから、大きな穴の空いている場所に見えたり、踏んだ感触の違和感から苦手に感じるコがいます。

③大きな音がする場所

トンネルや地下通路、工事現場などの大きな音がする場所は、音に慣れていないことや犬が聴覚に優れていることによる大きな音や反響音、振動などへの不安感や不快感などから苦手に感じやすいコは多いです。

犬が嫌がる様子をみせたときの対応

いぬのきもち投稿写真ギャラリー
お散歩やお出かけ中に愛犬が嫌がる様子をみせた場合は、まずその場から静かに離れましょう。

愛犬の苦手な場所を克服したい場合は、同じ場所を短い時間から何度も繰り返し訪れることで慣らす方法があります。このとき、少し慣れてきたらおやつなどのご褒美を与えることでよい思い出を積極的に作ってあげるとよいでしょう。

愛犬がどのような場所を苦手に感じているかを理解してあげると、お散歩やお出かけがもっと楽しいものになるかもしれませんね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る