犬と暮らす
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犬は小さな子どもを見たときに「見守る」ような行動をする? 一緒に暮らす上で注意したい点は|獣医師解説
【調査】愛犬は小さな子どもに対して、まるで子守をするかのような行動を見せたことがある?
【目撃談】まるで子守をしていた!? 愛犬とお子さんのエピソード
- 「娘が赤ちゃんの時に、何をされても黙って耐えていたのを覚えています」
- 「子どもが寝ているそばで一緒に寝ていたり、泣いているときに近くにいたりした」
- 「泣きそうになる前に、必ず小さくワンッと軽く吠え、子どもがいるベビーベッドに向かい、また家族のところに戻り、ミルク作りや離乳食作り中ですぐ行けない時は軽くパンツやスカートの裾を咥え、誘導していました。つかまり立ちが始まると一時も離れず、危なそうな時は吠え、自らの身体でガードしていました」
- 「兄弟喧嘩をすると間に入る」
- 「赤ちゃんが泣いたら、すぐさま駆け寄ってきて、頬をツンツンして、体周りから離れず見守る行動が多々ありました」
- 「娘が熱でぐったりしている時に、飼っていた犬が片時も娘から離れず、横で一緒に寝ていました」
- 「実家で飼っていた犬は、娘がお昼寝をしていると必ず寄り添うように一緒に寝ていた。他の家族が近寄ると、ウーっと言って、邪魔しないように守っていた。娘が起きている時には逃げて回るのに、不思議だった」
- 「先代ワンコは、息子がまだヨチヨチ歩きの頃、まるで母親のように隣で寄り添うように歩いていた」
- 「子どもを叱っている時に、息子の横にお座りして一緒に叱られてるようでした。叱り終わった後、息子にトントンして慰めていました。息子も愛犬に抱きついていました」
- 「何をされても怒らず、優しく見守ってる感じでした。転んだりするとそばに行って、汚れた所をなめたり、泣いたりすると『泣かないで』と言ってるように顔をなめてました」
【獣医師解説】犬は小さな子どもを見たときに、見守るような行動を見せる?
「犬は小さな子どもを見たときに、まるで見守るかのような行動を見せることがあります。たとえば…
・子どもが寝ているときに見守る
・危険がないか子どもや周りを観察して見守る
小さなお子さんが犬と暮らすと、どのような影響がある?
「小さなお子さんが犬と暮らすと、動物への接し方を学べたり、“きょうだい”のようにさまざまなことを教え合えることができるなど、良い影響があるでしょう。
ただ、お子さんと犬が一緒に暮らすうえで注意したいことも。お互いに悪意がなくてもトラブルが起こる可能性があるので、飼い主さんは十分に気をつけてあげてください。愛犬のことを『家族だからと100%安全』と思わず、犬としての本能が少なからずあるのを忘れないことが大切です。
たとえば、飼い主さんが目を離す際は愛犬や小さなお子さんのどちらかをサークルに入れるなど、日頃から安全を考慮した対策を意識してみるとよいでしょう」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/雨宮カイ
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