犬と暮らす
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「病院」と聞いただけで、ブルブル震えるコも… 「動物病院に行く」と察し態度が変わる犬の実態
【調査】愛犬が「動物病院に行く」と気づいたとき、明らかに態度が変わる?
【体験談】「動物病院に行く」と気づいたとき、愛犬はどのような態度の違いを見せる?
電話をすると…
- 「病院に電話をかけて予約を入れている時。電話を切るとクレートに逃げて出てきません」
- 「電話を入れてから動物病院へ行くので、電話をしているとお出かけと喜びます」
「散歩」以外の時間に出かけようとすると…
- 「散歩時間以外にリードをつけられると、どこへ連れて行かれるのか警戒してます」
「病院」という言葉で…
- 「『病院』と言わないようにしているが、その言葉を聞くと存在感を消します。いつもは体一部を付けて休んでいるのに、気がつくといなくなっています」
- 「病院いくよ!と話しかけると、ブルブル震えだす。終わったあとはふて寝をしているかのように、隅の方にいる」
病院の前に着くと…
- 「病院の前で気が付くようです。抱っこしてるとしがみついて降りようとしない。帰りは落ち着いて安心したように見えます」
- 「病院の駐車場につくと、クレートが揺れるぐらい震えている。病院から帰ってきたら抱っこを求めてくる」
- 「病院の前に来ると『入らない!』と足で踏ん張る」
- 「車に乗るのが大好きなので、おでかけでも病院でも喜んで乗っていきます。が、病院へついて入り口を入ると病院と分かったのか、Uターンしてすぐに帰ろうとします」
病院に向かう途中で…
- 「病院に近い交差点を曲がった時点でクンクン鳴きはじめる。帰りは落ち着いて外を見ている」
- 「車の中で寝てるのに、病院の近くになると起きだして外の空気の匂い?景色で分かるのかソワソワしだし、駐車場に着くとクンクン鳴き出す」
- 「気づくのは、病院がまだ見えていないのに病院に続く最後の直線に入ったとき。ソワソワキュンキュン言い出します。車から出るのを嫌がり、終わると一目散に車に乗ります」
- 「車で病院のある方角へ、決まった道を走って行くと気付き、小刻みに震える。診察室を出た途端に、尻尾が上がり、散歩の時と同様軽快に歩き出す」
- 「車のナビ音声の『目的地周辺です』の声を覚えている点と、病院までの車での移動時間の少なさで気づいてしまう。また、動物病院の駐車場から抱っこして降りる時に、病院の匂いや院内でのワンちゃんやネコちゃんの鳴き声や匂いがするのか気づきます。ギュッと前足で腕をホールドして離れないようにしてくるのですが、診察室でスタッフさんや院長先生に会うと、イケメン先生だからなのか、子犬の頃からいつも途端にしっぽブンブンスマイルになり、戯れたがります」
動物病院が好きで…
- 「動物病院も大好きなので、お出掛けの準備しだすともう大騒ぎです。着いた頃には、季節問わず暑くてハァハァが止まりません」
- 「病院の前の信号を渡るか渡らないかで気付きます。行くのは好きなので、渡りたくて引っ張り、こちらは渡らせないように引っ張る」
- 「散歩と病院に行くという動作の区別はついていないので、家を出る時は同じ反応。動物病院の前まで行って、行けるんだ!と喜んでしっぽを振って、自動ドアが開くのを待ってます」
- 「動物病院の先生が大好きで、毎日散歩で先生に会いに引っ張って歩いています。帰りは大満足で行きよりはゆっくりと歩いています。なので注射も怖がらず嫌がらずに受けられます」
- 「うちのコは病院が大好きなので、喜んで行きます。用がなくてお散歩しながら病院へ行ったりします。先生に撫でられて満足して帰ってきます」
【獣医師解説】動物病院に行くと気づいたときに、明らかに態度が変わる犬の傾向
「犬は車に乗るタイミングや道順、病院が見えた段階で、『動物病院に行く』と気づくことが多いです。
今回さまざまなエピソードが寄せられましたが、明らかに態度が変わる犬の例を挙げると、『逃げようとする』『震える』などの拒否反応を示すことが多いと思われます。
このような反応を見せる犬には、次のような傾向があるでしょう。
・飼い主さんから離れるのが苦手なコ
・人見知りするコ
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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