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愛犬がゴハンを食べない…動物病院へ行くべき目安は?
「犬がゴハンを食べないときに考えられる理由と動物病院を受診する目安」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬がゴハンを食べないときに考えられる理由
岡本先生:「犬は体に異変がある場合や精神的な理由から食欲不振になることがあります。
たとえば、犬がゴハンを食べない場合では
- 体に痛みがあったり悪心(ムカつきや吐き気)などの体調不良がある
- 食事に飽きている
- 食事よりも関心のあるものがある
- 警戒心や不安感などの精神状態であるとき
などの理由が考えられます。
また、犬の食欲不振で考えられる病気としては、頭蓋内疾患、消化器疾患、内臓疾患、整形疾患、循環器・呼吸器疾患、泌尿器疾患、生殖器疾患などがあり、その理由は多岐に渡ります。」
犬の食欲不振と動物病院を受診する目安
岡本先生:「その犬の食への関心や好みによっても異なるため一概にはいえませんが、たとえば、
- 丸1日何も食べずに好きなおやつにも興味を示さない
- ゴハンを半分以下しか食べない日が数日続く
- 他にも症状がある
といった場合では、かかりつけの動物病院を受診することをおすすめします。
食欲不振とともに、愛犬の元気がいつもの80%以下になっている(いつもより元気がない)と飼い主さんが感じている場合は注意が必要だと考えます。」
いつも元気な愛犬がゴハンを食べないときは、食欲不振がどれくらい続いているのか、おやつは食べるのか、そのほかに変わった様子はないかなど、愛犬をよく観察することが大切ですね。また、持病を持っている場合、急性の悪化であることもあるとのこと。
早急にかかりつけ医にみてもらいましょう。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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