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犬がゴハンを食べ残す、食べるのが遅くなった……それって、病気のサインかも!?

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「なにか変!?」に愛犬の病気が隠れているかもしれません

イラスト/サトヲサチコ
イラスト/サトヲサチコ

犬は人のように言葉を話すことができず、顔色で不調をあらわすこともできません。そのため、痛みや異常のサインは、愛犬のしぐさや行動に出ることが多いんです。

飼い主さんがそのSOSに気づかないと、知らないうちに病気が進行したり、悪化させてしまうことも。とくに、食欲は犬にとっても健康のバロメーターです。
食事量だけでなく、食べ方や食べるスピードにも異変が見られたら、病気のサインかもしれません!

フードを食べこぼす、片方の歯だけで食べる

イラスト/サトヲサチコ
イラスト/サトヲサチコ

【疑われる病気の例】

歯周病、歯の破折(はせつ)、口腔内腫瘍、潰瘍性歯周口内炎など、歯や口腔内の病気

単なるクセや食べやすさで片方の歯しか使わない犬もいますが、何回かおやつをあげてみても片側でしか食べないなら、噛まない側の歯や口内に痛みがあり、使わないようにしているのかも。歯周病口腔内腫瘍、歯垢に触れている粘膜が炎症を起こして潰瘍になる潰瘍性歯周口内炎など、いろいろな原因が考えられます。

早期発見のポイント

口内に痛みがあると、フードをポロポロこぼしながら食べる、鼻にしわを寄せながら食べるなど、しぐさにも兆候が見られます。

また、自然な咬合(こうごう)でなく、意識した噛み方になるのでクチャクチャ、ガチガチ音がすることも。食べているときの音を注意して聞いてみましょう。

ゴハンを食べ残す、食べるのが遅くなった

イラスト/サトヲサチコ
イラスト/サトヲサチコ

【疑われる病気の例】

発情や夏バテによる食欲不振、歯周病など歯や口腔内の病気、感染症や内臓疾患などの病気

人と同じで、犬も季節の変わり目で食欲が落ちることがあります。
食べる量が減っても一時的なもので、体重の減少などがなければさほど心配はありません。ただし、肝臓腎臓膵臓などの病気だと、嘔吐や下痢を伴うことも。
食べる意欲はあるのに、実際にゴハンを前にすると食べるのを躊躇するような場合は、歯周病などの口腔内の不快感や違和感を疑って。

早期発見のポイント

水を飲む量や体調の変化に注意することです。
感染症や内臓疾患が起きている場合、フードだけでなく水も受け付けなくなることもあります。食欲不振だけでなく、ボウルに残った水の量をはかって、愛犬がどのくらい水を飲んでいるかチェックしてみましょう。

食べたものを吐く、吐くしぐさをする

イラスト/サトヲサチコ
イラスト/サトヲサチコ

【鵜方割れる病気の例】

誤食、胃腸炎、感染症や内臓疾患、ホルモンの疾患などあらゆる病気

犬はもともと吐きやすく、食べすぎや早食いで吐くこともよくあります。ただ、何度も繰り返す場合は胃腸の病気はもちろん、消化器系の病気、何かしらの中毒ウイルス性感染症などあらゆる病気の疑いが。食道に腫瘍があったり、誤食した異物が引っかかっていると、食べたものが消化されずに吐き出されることも。

早期発見のポイント

ほかの症状が出ていないかよく観察することが重要です。吐いても元気であれば、引き続き吐かないかどうか様子を見て対応を。
何度も吐く、下痢や発熱、ショック症状など激しい症状を伴う場合はきわめて緊急性が高いので、至急、動物病院で受診しましょう。

異常に異常と気づけるかどうかがカギです

いかがでしたか?

愛犬に病気があるかどうかの診断は動物病院でプロの先生がしてくれますが、愛犬の症状が病気によるものなのか、生理的なものなのか、緊急性があるかそうでないのかなど、飼い主さん自身がある程度判断できるように知識を身につけておくことはとても大切です。
愛犬の命や健康を守るために、ぜひふだんから心に留めておいてくださいね。

参考/『いぬのきもち』2016年10月号「"なにか変!?”で気づく愛犬の病気」(監修:フジタ動物病院院長 藤田桂一先生、フジタ動物病院獣医師 酒巻江里先生)
イラスト/サトヲサチコ
文/影山エマ

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