犬と暮らす
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犬の認知症によくある症状5つ
今回は、犬が認知症になったときに現われる特徴的な症状を、獣医学博士の小澤真希子先生に伺いました。
表情に乏しくなる
ただ、表情に出なくても好き嫌いの感情はしっかりと持っているため、愛犬が何を考えて何を感じているか、飼い主さんが見定めてあげる必要があります。
食べこぼしを見つけられなくなる
「以前は落としても自分で気付いていたのに、最近は気付かないまま食事を終えてしまう」という症状が現われた場合は、認知症の可能性も。ほかに認知症と思われる症状がないか注意深く見守り、気になるときは早めに動物病院で相談してみましょう。
寝ている時間が増える
活動量の低下で体内時計が狂ってしまうことがありますが、できるだけ朝は日の光を浴びさせるなど、生活のリズムが整うように工夫してあげましょう。
飼い主さんの呼びかけに反応しなくなる
反応がないからと、何度も呼んだり反応を急かしたりするのは、愛犬が不安がるのでNG。愛犬の目の前に行って、わかりやすい言葉で優しく丁寧に声をかけてあげましょう。
うまく歩けなくなる
それでも愛犬自身が歩きたがるうちは、転倒してもケガをしない芝生の上を歩かせたり、足腰が弱った犬用の補助ハーネスを使用したり、安全に考慮して歩かせてあげましょう。
参考/「いぬのきもち」2022年9月号『シニア犬の半数近くが発症する!? 理由がわかれば「夜鳴き」「徘徊」「そそう」も正しくフォローできる! 認知症の犬はどう感じてる?』
文/東里奈
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
※犬の認知症(高齢性認知機能不全)は、その症状や状態が病気なのか老化によるものなのか、現段階ではまだはっきり解明されていない部分もあります。
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