愛犬のために考えたい「冬散歩」の注意点

寒い時季のお散歩では、愛犬のために気にかけていることはありますか？

冬は気温が低くなるだけではなく、早朝や夕方が暗くなる時季でもあります。そこで、「犬と冬散歩をするときの注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に話を聞きました。

冬散歩は寒さ対策が欠かせない

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犬は暑さよりも寒さに強い動物だといわれますが、寒さ対策について考えておくことは大事です。

特に、寒さに弱い犬種や子犬、シニア犬などでは、暖かい部屋から屋外に出るときに体に負担がかからないように注意してあげましょう。

たとえば、お散歩をする際に愛犬を突然外に出すのではなく、玄関のあたりで体を寒さに少し慣らしてから外出するとよいでしょう。

お住まいの地域によって気温も異なりますが、寒がりな犬やシングルコートの被毛を持つ犬には、防寒対策として外出時に洋服を着せてあげてもよいですね。

冬散歩は愛犬のケガに注意

冬になると寒さで犬の体が強張りやすく、散歩中にケガをしたり関節を痛めたりする可能性もあります。

愛犬に無理をさせないためにも、できるだけ暖かい時間帯を選んで散歩に出かけたり、散歩の前に外気温に慣らすようにするとよいでしょう。また、屋外に出ていきなり走らせたりせず、まずは歩いて準備運動をしましょう。

愛犬と暗い道を歩くときは事故に注意を

冬の早朝や夕方は、他の季節よりも周囲が暗い時間帯となり、犬の散歩時の事故などの危険性が高まります。

暗い時間帯に愛犬と散歩に出かけるときは、ライトや反射板などを飼い主さんの洋服や持ち物、リード、首輪、犬服に装着するなどして、自転車や車などに自分たちの存在をアピールするようにしましょう。

また、周囲が暗いことで道に落ちている危険なものや愛犬が食べてしまうおそれのあるものに気がつきにくくなるため、懐中電灯などを使って足元を照らしながら確認してあげましょう。

愛犬と行く冬散歩の参考にしてくださいね。

（監修：いぬのきもち獣医師相談室獣医師・白山さとこ先生）
取材・文／maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください