1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 雑学・豆知識
  4. 犬のヒゲは〇〇まで感知できる! 犬の「感覚」がわかる3つのトリビア

犬と暮らす

UP DATE

犬のヒゲは〇〇まで感知できる! 犬の「感覚」がわかる3つのトリビア

犬も人と同じく、いわゆる「五感」があります。人と同じといっても、異なる点がたくさん。犬ならではの五感について、人と動物の解剖学にくわしい佐々木文彦先生に伺いました。今回は、犬の「感覚」についてご紹介します。

犬の皮膚感覚は”熱さ”に鈍感

犬は熱さに鈍感
犬は熱さに鈍感
犬の皮膚感覚でとくに鈍感なのは熱さで、ストーブなどの熱さがわからずやけどをすることが。痛さも鈍感といわれることもありますが、治療などで痛みをあらわにするので感じているでしょう。また、かゆさは皮膚病の犬が患部をかくことから敏感だと思われます。

体の先端部が敏感で、触られるのが苦手

口まわりや足先、しっぽは敏感
口まわりや足先、しっぽは敏感
犬が触られるのが苦手な場所は、体の先端部が多く、鼻先から口まわりをはじめ、足先やしっぽなどが敏感です。しっぽといってもつけ根や、わきの下はツボがあるので好む犬が多いでしょう。

ヒゲは障害物や空気の流れも感知できる

ヒゲにも血管や神経が通っている!
ヒゲにも血管や神経が通っている!
犬のヒゲは退化しつつあり、〝センサー〞ともいわれる猫のヒゲほど敏感ではありません。ですが、構造は猫と同じで、根元に感覚器が存在して血管や神経が通っています。そのため、障害物や空気の流れは感知可能です。ちなみに、水の流れが感知できるのはアザラシなどのヒゲです。
いかがでしたか? 犬が苦手に感じる部位や鈍感なところを知っておくと、しつけやコミュニケーションにも役立つはず。ぜひ、覚えておきましょう!

※ 犬の五感については諸説あります。この記事では、佐々木先生の見解をもとに編集室で構成し、紹介しています。
お話を伺った先生/大阪府立大学名誉教授、医学博士、獣医師 佐々木文彦先生
参考/「いぬのきもち」2022年10月号『いぬの五感クイズ』
写真/佐藤正之、殿村忠博、尾﨑たまき
文/いぬのきもち編集室
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る