犬と暮らす
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犬がソファやクッションを破壊、中身が出て悲惨なことに… 危険なイタズラのトラブル事例|獣医師解説
【調査】愛犬がソファやクッションなどを破壊し、中から綿などを取り出すイタズラをしたことがある?
【目撃談】愛犬のイタズラエピソード
子犬時代に
- 「子犬の頃、座布団をホリホリしたりオモチャを食いちぎって、中綿を出して食べようとしてた」
- 「パピーの頃、可愛いドーム型ベッドを買ってあげたら、カミカミしてちぎりまくり、ペタンコに踏み潰してその上に寝てました」
- 「幼児期の犬は歯が痒いせいか、なんでも噛んでボロボロにします。いつもはベッドなのに、いきなりおもちゃに変わって、目を離すとボロボロになってました」
- 「子犬の頃、留守番中にクッションカバーの角をクチャクチャして、しまいにはボロボロになっていた」
- 「特に歯が抜ける頃のパピー時代に、ぬいぐるみやクッションをカミカミして穴をあけ、綿を出していました。成長してからは、それほどの勢いはなくなりました」
- 「まだ1才になっていなかったときに、普通にみんなで寝ている布団をカバーからかじって、羽毛を出してくれちゃってました。ペットベッドもくわえて振り回してボロボロにしたことも。それもまだ1才いかないくらいです。今はしないですが、極力ペットベッドは大きめでしっかりしたものを選んでます」
静かだなと思ったら…
- 「ベッドの上に乗せたとき、静かになったと思ったら羽毛布団をカジカジしていた。穴をすぐ塞いだが、すぐ見つけて、次には破壊していた」
- 「テンションが上がるとベッドなどをかじっていて、静かだなぁと思ったら破けたところから綿を出しまくってご機嫌で、怒るのもやめちゃうぐらい大笑いしました」
ぬいぐるみが…
- 「ぬいぐるみの中身が小さくちぎられて、点々と落ちていた」
- 「主にぬいぐるみです。抱え込んでかなりの勢いでカミカミします。しばらくするとやめてしまうので、片付けようとすると『取るな!』と言わんばかりに怒って、手を噛まれます」
- 「お気に入りのぬいぐるみだったはずなのに、やけに静かだなと思って見に行ったら、まるで雪の中に哀れな姿になったぬいぐるみをくわえた愛犬がお座りをしているようで、笑えました」
- 「ベッドやぬいぐるみ。雪が降ったように一面ワタだらけにしてました」
ほかにも、このようなエピソードが…
- 「少し高めのベッドを買ったのに、一日で綿を出され、縫っても縫ってもかじって壊し綿を食べてしまう。綿を食べ物だと思ってる?」
- 「ペットベッドを噛んで破いて、中の綿をクチャクチャ噛んでいた」
- 「布製の犬用ベッドもクッションも、噛んで中から綿を出しまくる。革製ソファは噛まない。玩具みたいに遊んで噛んでしまう」
- 「ホリホリしてから綿を引っ張り出し、くわえてくちゃくちゃ。目が合った瞬間、ポロッと口から出した」
- 「畳を掘ろうとする。大型犬のため、畳はボロボロ」
【獣医師解説】犬がソファやクッションなどを破壊し、中から綿などを取り出す心理
いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
「犬はもともと地面を掘って寝床を作ったり、大切なものを隠したりする習性があります。それが家の中で発揮されると、ターゲットがソファやクッションになるのだと思われます。また、一度やって楽しかった気持ちから、何度も繰り返すこともあるでしょう。
犬がソファやクッションなどを破壊して、中から綿などを取り出すイタズラをした際、『布や綿の誤食による腸閉塞』や『消化不良による消化器症状』などの危険があります。
犬がこのようなイタズラをする場合は、ストレスや体力発散で行っている場合もあるので、散歩や遊びの時間を増やしてみるとよいでしょう。
ほかにも、飼い主さんができる対策としては…
・掘っても大丈夫なグッズを与える
・ソファに近づけないように生活空間を分ける
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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