犬と暮らす
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追いかけたり、食べてしまうコも…!? 散歩中に「虫に興味を示す」犬の傾向|獣医師解説
【調査】散歩中に愛犬が虫に興味を示すことがある?
【目撃談】虫に興味を示していた愛犬は、どのような様子だった?
追いかけようとする
- 「飛んでる虫が自分のそばに来ると、目で追って飛んで行く方向に自分も行こうとする」
- 「散歩中にバッタが愛犬に向かって飛びかかってきたのか、鼻の先端に当たったらしくそれにブチ切れし、追いかけようと必死でした(笑)」
- 「虫を見つけて一生懸命追いかけたり、草のあいだに入っていった虫は鼻でフンフンしながら追いかけていました」
- 「蝶々を見つけたとき、前足を上げながらバタバタ追いかけていた」
- 「カマキリに興味を示して追いかけてましたが、変な動きにビビり、へっぴり腰になってました」
- 「田舎なので、虫はよく出ます。カマキリは向かってくるので逃げます。カニは追いかけるので挟まれそうです」
見つめている
- 「玄関を出てすぐの所に巣を作っているクモに興味を示す。毎日覗きこんでは、なにか虫が捕まっているときは顔をぐっと近づける」
- 「たまたまいたハチをじっと見ていた」
- 「小さい虫やクモに興味を持って、ジーッと見ます。虫が飛ぶと驚きます。一度、クモを踏んづけたことがありました!」
触ろうとする
- 「ビビりながらも鼻でツンツンしたり、足でツンツンしてました。さすがに食べたりはしてません。ちなみに、コガネムシとカマキリに対してでした」
- 「道端でカマキリを見つけ、前足でちょいちょいとかまっていた」
遊ぼうとしていた
- 「飛べなくなったセミにじゃれて遊ぼうとした」
- 「死にぞこないのセミと遊んでました。怖くてかじったりはしませんが、鳴くと飛び跳ねて驚いて、また近寄ってを繰り返してました」
ニオイを嗅ぐ
- 「夏にセミが木に向かって歩いていたのをニオイを嗅ぎ、つついて。くわえようとして慌ててやめさせた」
- 「ニオイを嗅いで食べようとする」
- 「小さい虫でも気づいてニオイを嗅ぎにいってしまい、一度『ニオイをかいでるなぁー』と思ったら毛虫だったのには焦りました」
- 「ニオイを嗅いで、なんなのかを確かめている様子」
捕まえようとする
- 「元野良犬だったので、食料として補食していたようです。蛾とかハエとかを捕まえようとします」
- 「ハエなど、家に入って来たものを口で取ろうとする」
- 「虫が動いていたり、飛んだりすると興味があるのか、口にしようと捕まえようとする行動をおこします。小さなアリでさえも気にしてます」
- 「地面にいたカマキリに手と口で攻撃しようとした」
- 「死んでるセミをくわえて持ってきた」
食べてしまった
- 「動いているものや干からびているバッタに飛び付いて、パクついて食べてしまった」
- 「お散歩中、木に付いていたコガネムシを愛犬が食べてしまいました」
- 「夏の終わり死にかけのセミを見ると、バリバリ食べてしまいます。セミはオヤツと思ってるようです」
- 「ミミズを食べてた」
体にすりつける
- 「干からびたミミズを見つけると体にこすりつけます」
- 「ミミズをくわえたり体になすりつけたり」
【獣医師解説】散歩中に虫に興味を示す犬の傾向は
「虫に興味を示しやすい犬は、好奇心旺盛なコに多いです。虫に興味を示した犬は、次のような反応を見せることがあるでしょう。
・手を出す
・追いかける
・ニオイを嗅ぐ
・くわえようとする
もし、愛犬が虫を食べてしまったら…
「犬が虫を食べてしまったときに、多くの場合は経過観察で大丈夫なケースが多いですが、食べてしまった虫の種類などによっては動物病院に相談するのが確実だと思います。かかりつけの獣医師に相談して、指示を仰ぐようにしましょう」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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