犬と暮らす
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家から出るまでが一苦労!? 散歩に行く直前に犬が「大暴れ」する理由|獣医師解説
【調査】愛犬は散歩に行く直前に、家の中で大暴れすることがある?
【目撃談】愛犬は家の中でどんなふうに大暴れしていた?
嬉しくて…?
- 「ハーネスとリードをつけると、散歩が嬉しくてリードをくわえて走り回ります」
- 「嬉しくて部屋の中を右往左往してます」
- 「お散歩が嬉しすぎて大興奮してウンチ出ちゃった」
- 「『おさんぽ?』や『お?』というだけで大興奮。グルグル回って、『おさんぽいく?』というと『わん!』と返事をするかのように吠える。ドアの前でじっと外を見ながらおすわりする」
- 「お散歩いく?と聞くと、ぴょんぴょん跳ねながらリードに戯れて走り回ることがあります」
テンションMAX?
- 「大暴れではないが、テンションが上がってソワソワする」
- 「テンションが上がりすぎて、部屋中走り回り捕まえられない」
- 「外に行くのが大好きで、散歩の気配を感じると、走ったり飛びついてきたりと、毎回ハーネスをつけるまで暴れて大変です」
- 「決まった時間に散歩に行くのですが、散歩の準備を始めると『早く行きたい』と言わんばかりに吠えて訴えたり、家中を走り回って興奮してしまう」
ハーネスなどをつけられるのがイヤで…?
- 「ハーネスをつけようとすると逃げ回り、テーブルの下などに隠れます。でも散歩は行きたい。『バイバーイ!』と言うと出てくるけれど、近づくと逃げる、毎回面倒なコ。可愛い」
- 「ハーネスをつけるとき、ひどいときは1時間くらい逃げてます」
- 「ハーネスをつけられることがわかると、椅子の下に隠れたり、走って逃げたりします。結局、ハーネスをつけたら玄関へ喜んで向かうのに…」
- 「散歩に行く準備を始めると、とても嬉しそうにするのに、いざハーネスをつけようとしたり、玄関に出ようとしたりすると急ブレーキで大暴れ。必死に玄関まで連れていき、ドアを開けると嬉しそうに出るので、どういうことなの???といつも不思議です」
- 「リードをつけたくないので、走って室内を逃げまわり、最後はソファの下に籠城する」
- 「洋服を着てハーネスをつけて散歩するのですが、洋服を着せようとすると逃げます。玄関が更衣室と思ってるのか、そこまで連れてくるのに一苦労。興味はあって近づきますが、すぐ逃げます」
ほかにも、このようなエピソードが!
- 「玄関まで出てこなくて、おやつにも反応せず、家中を走り回り、ついにはしぶしぶ散歩に行きました」
- 「滅多にはないのですが、夕方の散歩に行く支度に手間取ってしまったときに、リビングをむちゃくちゃに走り回ることがありました」
- 「散歩に行けるとわかった瞬間、駄々をこねてベッドから出てきたと思ったら…1階を走り回り、稀に階段を昇り降り3回ほどして、激しく楽しく走っています(爆笑) こちらが諦めて違うことをすると、玄関まで行き何事もなかったような顔して伏せして待ってます」
- 「玄関までオモチャを一つ持って行き、飼い主が靴を履いたりしている間、振り回してます。外に出る前に飼い主に渡すのがルールです」
- 「普段の散歩(近所を徒歩で1時間)に行くときは暴れたりせずソワソワする程度だが、車に乗ってお出かけ(公園やドッグラン、イベント等)に行くときは、準備している最中から出発までずっとつきまとったり、走り回ったり、吠えたりする。準備してるバッグや母が出かけるときに履く靴下で、車でのお出かけを判断している」
【獣医師解説】散歩に行く直前に、犬が大暴れする理由
「散歩に行く直前に犬が大暴れするのには、次のような理由が考えられます。
・早く行きたくて催促している
・散歩が嫌いで行きたくない
・リードやハーネスをつけられるのが嫌い
たとえば、『嬉しくて興奮してしまう犬』の場合は、社交的で人見知りしないタイプに多いかと思います。自分の気持ちを、体全体で表現しようとしてくれているのでしょう。
『散歩が苦手で行きたくない犬』の場合は、神経質で怖がりなタイプのコに多いです。
ほかにも、暴れたりすることで自分の要求を通そうとしているタイプのコも、散歩に行く直前に大暴れすることがあるかと思います」
散歩に行く直前に犬が大暴れしたときの対処法
「愛犬が散歩に行く直前に大暴れした場合、短時間ですぐに落ち着くようであれば、落ち着いたタイミングでリードをつけて、散歩に出るようにしましょう。
興奮がなかなか落ち着かない、飛びつく、激しく吠える…とエスカレートするようであれば、飼い主さんは平静を装いつつ、それらを無視してください。そして、落ち着いたところで『オスワリ』などの号令をかけて、愛犬が従ってから散歩に出るようにしましょう。
散歩やリードなどを嫌がる場合は、散歩に行かないときにもリードをつけて過ごさせたり、リードをつけた際におやつを与えたりするなど、徐々に慣れさせていきましょう。
また、散歩に愛犬の好物を持って出かけるようにするなど、散歩やリードなどに対して少しずつ良い印象を持ってもらえるように工夫してみてください」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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