1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 飼い方
  4. 散歩
  5. 雪の日に犬の散歩をするときの注意点 体に「雪のかたまり」がつくリスクと対処法|獣医師解説

犬と暮らす

UP DATE

雪の日に犬の散歩をするときの注意点 体に「雪のかたまり」がつくリスクと対処法|獣医師解説

雪が降っている日や積もっている日に、犬を散歩につれて行く飼い主さんもいるでしょう。その際に、犬の体に雪のかたまりがついてしまうことがありませんか?

この記事では、犬の体に雪のかたまりがつくことのリスクと対処法について、いぬのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生が解説します。

犬の体に雪のかたまりがついてしまうリスクは?

毛に雪がつくトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は体のほとんどが毛で覆われているため、人に比べて寒さには強いという特性があります。しかし、雪などが固まって毛についてしまうと、毛が本来の保温の役割を果たせなくなってしまいます。

雪が毛についたまま長い時間放置しておくと、しもやけなどの皮膚トラブルや低体温症の原因となってしまうことは、リスクとして考えられるでしょう。

雪の日の散歩で、雪のかたまりが体につきやすい犬の特徴

散歩をするミニチュア・ダックスフンド
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
雪の日の散歩で、雪のかたまりが体につきやすい犬もいます。具体的には、毛の長い犬種やふわふわした毛並みの犬種は、特に雪のかたまりがつきやすいのではないかと思います。

そういったコたちの雪の日の散歩の対策としては、「いかに雪と毛が触れる面積を小さくするか」が重要に。たとえば、散歩の際に犬に服を着させてあげたりすることなどが、飼い主さんが取り入れやすい具体的な対策になるでしょう。

犬の体に雪のかたまりがついてしまったときの対処法

散歩をする柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の体に雪のかたまりがついてしまうと、思っているよりも強く犬の毛とくっついてしまいます。力を入れて取ろうとすると毛ごと引っ張ってしまい、犬に不要な痛みを与えてしまうことになります。

犬の体に雪のかたまりがついたときの対処法としては、人肌くらいのぬるま湯をかけてあげたり、ドライヤーを少し離れたところから当てるなどして、取るのではなく溶かすようにするとよいでしょう。雪玉を溶かし落とした後は、濡れた毛をしっかり乾かして、皮膚トラブルや冷えを防ぎましょう。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原 駿太朗先生)
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/柴田おまめ
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る