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凍結した冷たい路面や薬剤にも注意! 犬と歩く冬散歩の注意点

愛犬と歩く冬のお散歩では寒さ対策のほかに地面の状況を確認しながら滑らないように歩きましょう。

「愛犬と歩く冬散歩の注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。

①凍結や積雪のある場所で滑らないように注意

愛犬と歩く冬散歩の注意点とは? 凍結した冷たい路面や薬剤にも注意!  いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
冬になると地面が凍結していたり雪が積もって滑りやすくなることがありますが、このような場所を愛犬と一緒に歩くときは、まずは飼い主さんが滑らないようにできるだけ気をつけて歩きましょう。

滑りやすい場所を歩くときの工夫としては、なるべく小股でゆっくり歩くとよいでしょう。

また、飼い主さんだけでなく愛犬もスノーブーツなどの滑りにくい靴を履くことも工夫となりますね。

②雪道や凍結しやすい場所に撒かれている薬剤に注意

愛犬と歩く冬散歩の注意点とは? 凍結した冷たい路面や薬剤にも注意!  いぬのきもち
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雪が多く降ったり凍りやすい場所もありますが、雪道では融雪剤、凍りやすい路面や階段などでは凍結防止剤などが散布されているところもあるかと思います。

融雪剤や凍結防止剤などが使われているところでは、滑らないように歩きやすくなっている反面、愛犬が誤ってそれらを摂取してしまわないように注意しましょう。

散布されたこれらの薬剤や地面の水をなめてしまうことで犬に中毒症状が出ることがあります。

愛犬の体に融雪剤や凍結防止剤がついたときの対応

もし、愛犬の足裏に融雪剤や凍結防止剤がついていることが考えられる場合は、おうちに帰ってきたときに足裏を拭くだけでなく、十分な量の水やぬるま湯などでしっかりと足を洗い流してあげるようにしましょう。

③寒い日の散歩は愛犬のしもやけに注意

愛犬と歩く冬散歩の注意点とは? 凍結した冷たい路面や薬剤にも注意!  いぬのきもち
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凍結や積雪のある場所を愛犬と歩くときは、愛犬の体がしもやけにならないように注意しましょう。

しもやけは、冷えた状態が続いたり周りの環境の寒暖差が激しいと血流が悪くなり、手先や耳、尻尾などで炎症が起きやすくなります。

症状としては皮膚が赤くなって痛くなったり、痒くなってしまうことが多いです。重症なケースではその部分が壊死してしまうケースもあります。

愛犬のしもやけを予防する方法

愛犬の体にしもやけを起こさないための対策としては、まずは冷えてしまった部分をお湯を使ったりマッサージをして温めてあげてください。

このときお湯が熱すぎると火傷をしてしまうため、お湯の温度は37−39度くらいにしておきましょう。

そのほかでは、滑りにくい靴(スノーブーツ)やスヌードなどを使って末端を冷やさないすることもよいかと思います。冬のお散歩の参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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