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疲れからの判断ミス? 「意外なもの」を枕にして眠る犬の心理|獣医師解説
枕を間違えた?
ボールを枕にするタフなケンくんの姿に、Twitterユーザーさんからは「痛くないんかーい?」「気持ちいいのかな」「けんちゃん。相変わらずの可愛さ」などのコメントが寄せられています。
枕を間違えた柴犬😳#shiba #柴犬 #dog #dogs pic.twitter.com/jWE7lxhZQk
— 柴犬のケン&リク (@Shiba_Inu_ken) October 23, 2022
疲れからの判断ミス?(笑)
「まさかの『枕』にしていて、驚いたと同時に可愛くて、思わず動画を撮ってしまいました(笑)」
「普段の散歩時間も1時間と長めなのですが、あの日は2時間くらい散歩に行っていて、かなり疲れていたのだと思います。ボールを枕にしていたのは、疲れからの判断ミスと思われますね(笑)」
笑顔が素敵なケンくん とっても温厚で優しいコ
そんなケンくんの魅力を飼い主さんに聞きました。
「ごはんや水、オモチャなどをリクが奪いにきても、ケンはすべて譲ってしまうくらい優しいところがあります。また、リクと一緒に暮らして一緒に散歩をするようになってから、ケンはリクをほかの犬から守ろうとするような姿を見せることもあるんです。とにかく弟思いの優しいコですね」
【獣医師解説】意外なものを枕にして眠る犬の心理
いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。
「飼い主さんのおっしゃるように、ケンくんは当時とても疲れていて、猛烈な眠気に襲われていたのでしょう。
甘えん坊で寂しがり屋なところもあるというケンくんなので、普段から遊んでいるボールのそばに行ったものの、うっかり枕にして寝てしまったのかもしれません。夢の中では、トゲトゲボールで遊んでいるかもしれませんね。
今回、ケンくんは意外なものを枕にしていましたが、犬はものを枕にして眠ることがあり、しっかり安定して頭を支えやすいものや、ある程度の大きさがある柔らかな素材でできているものなどを、枕として好みやすい傾向があります。たとえば…
・クッションやタオル
・ぬいぐるみ
・犬用ベッドの縁
・飼い主さんの足や手
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文・構成/柴田おまめ
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