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自宅でできる犬の採尿方法とコツとは? 尿検査に役立つ豆知識

愛犬のおしっこに異変がある場合、採尿をして動物病院を受診することもあるかと思います。では、愛犬のおしっこを採るときに、尿検査に役立つ採尿方法はあるのでしょうか。

「自宅でできる犬の採尿方法」について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。

自宅でできる3つの採尿方法

自宅でできる犬の採尿方法とコツとは? 尿検査に役立つ豆知識 いぬのきもち
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飼い主さんが愛犬の採尿を行うとき、自宅でできることとして大きく分けると3つの方法があります。

①紙コップなどを使う

愛犬が排尿している時に、紙コップなどを使っておしっこを直接採尿することができます。

②トイレシートの裏面や清潔なビニール、トレーを使う

普段、愛犬が使用しているトイレシートの吸収しない面を上にして敷き、裏面に排尿した部分からスポイトなどを使って採尿ができます。

また、トイレシートの他に清潔なビニールやプラスチックトレーなどを敷いても良いでしょう

③事前に動物病院でもらった採尿セットを使用する方法

そのほかには、事前にかかりつけの動物病院で採尿セットをもらっておいて、愛犬のおしっこを動物病院に持って行くときに使用するという方法もあります。

ただし、病院ごとに用意されている採尿セットが違うので、事前に使用方法なども合わせて確認しておくようにしましょう。

犬の採尿方法の手順

自宅でできる犬の採尿方法とコツとは? 尿検査に役立つ豆知識 いぬのきもち
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犬の採尿方法は屋内と屋外のどちらでも応用することができます。

屋内で採尿する場合

ご自宅で採尿を行う場合は、愛犬のトイレスペースに新しいペットシーツを裏返しておき、その上で愛犬におしっこをさせます。

その後、裏返したペットシーツの上に溜まったおしっこをスポイトなどで吸い取るとよいでしょう。

屋外で採尿する場合

普段、おしっこを屋外でするコの場合でも屋内と同じ採尿方法で問題ありません。

屋外の場合では、ペットシーツを裏返すか清潔なトレーや紙コップなどで地面につかないように排尿時に尿を受け止めます。

その後、裏返したペットシーツの上に溜まったおしっこをスポイトなどで吸い取るか、容器に尿を入れたまま動物病院へ持っていくなどの方法があります。

検査に役立つ! 犬の採尿のコツ

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犬の尿検査が必要な場合は、かかりつけの獣医師の指示のもとで飼い主さんが採尿を行うかと思いますが、尿検査に役立つ犬の採尿のコツとしては、
  • ペットシーツや容器、スポイトなどは清潔なものを使用する

  • 採尿しようと飼い主さんが意気込んでしまうと愛犬が嫌がることもあるため、さりげなく準備をして排尿のタイミングを待つ

  • 尿を直接受け止める場合は静かに近づく

  • できるだけ尿以外のものが入らないようにする

  • 事前に動物病院で採尿キットをもらっておく

  • 警戒心の強い子には柄の長いおたまやスプーンなどを使用する

など、愛犬の性格や状況に合わせて採尿を行うとよいでしょう。

注意点としては、採尿から3時間以内を目安に、できるだけ採尿から時間がたたないうちに動物病院へ持っていくことと、採尿後すぐに動物病院を受診できない場合は、きちんと密封し、冷蔵庫内で保管することもより良い検査につながります。

愛犬の尿検査が必要になったとき、落ち着いて採尿を行うための参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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