犬と暮らす
UP DATE
愛犬の耳が遠くなったら 聞こえにくい、聞こえない愛犬との向き合い方を獣医師に聞いた
「音が聞こえにくい犬・聞こえない犬との向き合い方」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬の耳が聞こえにくくなる理由
岡本先生:
「犬の耳が聞こえにくくなる、あるいは聞こえなくなる理由としては、加齢、耳道の炎症や腫瘍による物理的閉塞、頭蓋内疾患などが考えられます」
聴力の変化に気がつくポイント
岡本先生:
「日々の生活のなかで、愛犬の名前を呼んでも反応しないことや玄関のチャイムなどのこれまで反応していた生活音に反応しなくなるといった様子から、聞こえ方の変化に気がつくことがあるでしょう」
音が聞こえにくい犬・聞こえない犬とへの接し方
岡本先生:
「音が聞こえにくいコや聞こえないコに対しては、飼い主さんの気配に気がついていない状態で急に体を触ると驚かせてしまう可能性があるため、体に触れる前に視覚や嗅覚でその人が近くにいることを感知してもらってから体に触れるようにするとよいですね。
また、実際に耳にする話としては、音に対して警戒心が強かったり神経質なコの場合では、聞こえにくくなってからのほうが穏やかに生活できているとおっしゃる飼い主さんも多いです」
周囲の音が聞こえない犬と接するときは、驚かせないように配慮してあげることが大切ですね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
UP DATE