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犬のおしりがただれる? 肛門周辺のトラブルの理由と対処法

犬がおしりをしきりに気にしているときは、肛門周辺がただれてしまっていることがあるそうです。

では、どのような理由で犬の肛門周辺がただれるなどの皮膚トラブルが起こってしまうのでしょうか。

「犬の肛門周辺のトラブル」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬の肛門周辺のトラブルとは?

犬のおしりがただれる? 肛門周辺のトラブルの理由と対処法 いぬのきもち
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――犬の肛門周りのトラブルや病気にはどのようなものがあるのでしょうか?

岡本先生:
「犬の肛門周辺に関わる病気には、たとえば、肛門嚢炎や感染性の皮膚炎、そのほかにもアレルギー、肛門周囲腺腫などの腫瘍があります。」

犬のおしりがただれる理由と対処法

犬のおしりがただれる? 肛門周辺のトラブルの理由と対処法 いぬのきもち
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――犬の肛門周りがただれるなどの炎症が起こる場合、考えられる理由はありますか?

岡本先生:
「犬の肛門周辺に炎症が起こる場合では、感染であったり、犬がおしりを気にして舐め壊してしまったり、皮膚のバリア機能の低下を起こしていることが考えられます。

愛犬がおしりをしきりに気にしている様子や炎症を起こしている場合、できものやしこりのようなものを見つけた場合はかかりつけの動物病院を受診されるとよいでしょう。」

――動物病院ではどのような治療が行われますか?

岡本先生:
「犬の肛門周辺に炎症がみられる場合では、一般的に肛門周りの毛刈り、消毒、薬浴、抗生剤やかゆみ止めの内服などの治療が行われます。」

犬の肛門周りのトラブルを起こさないための予防法

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――犬の肛門周りにただれや炎症を起こさないようにする方法はあるのでしょうか?

岡本先生:
「肛門周辺に皮膚炎を繰り返すコの場合は、予防やコントロールをすることを目的にかゆみ止めを内服したり、薬浴や消毒を行ったり、サプリメントの使用や専用の食事にする場合もあります。」

肛門は排泄をするために大事な場所。愛犬の肛門の周囲に異変がないか、気にする様子はないかを観察する習慣をつけておきたいですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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