床で新聞や雑誌が読めない！？犬が飼い主の邪魔をする理由とは

床に新聞やチラシ、雑誌などを開いたとき、犬が「上に乗ってくる」「上でゴロゴロする」「フセをしてドヤ顔をしている」など、愛犬が不思議な行動をとることはありませんか？

飼い主側からすると、犬が邪魔をしていると感じるこれらの行動は、犬のどのような心理からみられるのでしょうか。

「新聞や雑誌を開くと犬が邪魔をする理由」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

新聞や雑誌が読めない！？犬が飼い主の邪魔をする心理

床に新聞やチラシ、雑誌などを開いたときに愛犬が、
「新聞の上に乗って読めないようにしてくる」
「フセをする」
「前足を出してくる」
「新聞の上で寝てしまう」
「おもちゃを持ってくる」
「謎のアピールをしてくる」
など、広げた物の上に乗ってきて邪魔をされた経験のある飼い主さんがいるようです。

犬がどうしてこんなことをするの？と思ってしまうかもしれませんが、新聞などを開いたときに犬が邪魔をする心理としては、

飼い主さんが集中している対象が気になっている

飼い主さんの視界に入って気がついてもらいたい

構ってもらいたい

遊んでほしい

注目されたい

といった気持ちからみられる行動だといえます。

犬に意地悪や邪魔をしている感覚はある？

では、犬には邪魔をしたり意地悪をするという感覚はあるのか？というと犬にその気持ちはあると思います。

ただし「犬が新聞などの上に乗って邪魔をする」という場合、これが日常でみられるのあれば犬に悪意はなく、注目されたい気持ちからみられる行動だと考えられます。

犬が新聞の上で邪魔をするようになる理由

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのベルちゃん — いぬのきもち投稿写真ギャラリー

飼い主さんが新聞や雑誌などを開いた時に愛犬がいつも近くに来る状態の場合、そのきっかけとして犬が新聞の上に乗ったときの飼い主さんの反応が楽しいと感じていたり、構ってほしくて行動しているうちに習慣化した可能性があります。

新聞などを開くと上に乗ってくるコは、飼い主さんになんとか注目してもらいたい！と考えて繰り出す「構ってもらう作戦」なのかもしれませんね。

（監修：いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生）
取材・文／maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください