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「余命宣告を受けた友人から引き継いだ愛犬松ケン」 出会えて本当によかったと語る飼い主さんの今後

この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。

今回ご紹介するのは、肝臓と心臓に疾患をもちながら、新しい飼い主さんのもとでけなげに生きる松ケンくんのお話です。

1回目の記事|「余命宣告を受けた友人から引き継いだ」愛犬松ケンくん、肝臓と心臓に疾患をもちながら新しい飼い主さんのもとでの生活を聞いた

2回目の記事|肝臓と心臓に疾患がある松ケンくんの、日々のお世話とは

17才を目指して、たくさんの思い出をつくっていきたい

冬の寒い日でも、あたたかいウエアを着て、外での散歩を楽しむ松ケンくん(オス・16才/2.0kg/パピヨン/クールでマイペース)
冬の寒い日でも、あたたかいウエアを着て、外での散歩を楽しむ松ケンくん(オス・16才/2.0kg/パピヨン/クールでマイペース)
「2022年5月には、松ケンの16才の誕生日を記念して、海辺のペットと泊まれるホテルに行きました。ホテルの犬用プールでは泳ぐこともできたんです! お散歩も大好きで、毎日お気に入りの公園で、たくさん歩くようにしています」とTさんは目を細めます。
5月の誕生日記念に家族旅行に行ったとき。いつもと違う風景を見て松ケンくんは大はしゃぎ
5月の誕生日記念に家族旅行に行ったとき。いつもと違う風景を見て松ケンくんは大はしゃぎ
まだまだ元気な松ケンくんは、今年の5月には17才を迎えます。ただひとつ心配だったのが昨年11月にかかりつけ医で定期健診をした際に、肝臓のしこりが肥大していることがわかったこと。「肝細胞がん」の可能性もあると告げられました。それでも田辺さんは決して悲観的にはならず、「シニアの年齢でもあるので、進行はゆっくりと言われたので、まだまだ大丈夫! まずは17才を目指して松ケンとの思い出をたくさん残していけたら」。
お肉が大好き!な松ケンくんのために、焼肉パーティを開催。味つけしないお肉を少しだけおすそわけ
お肉が大好きな松ケンくんのために、焼肉パーティを開催。味つけしないお肉を少しだけおすそわけ
そして最後に「松ケンを家族に迎えられて本当によかった。ともに暮らす時間の長さだけではなく、いかに充実した濃い時間をいっしょに共有できるかが大切だってことがよくわかりました。引き続き、松ケンが快適に暮らせるよう、できることはすべてやっていくつもりです」と語ってくれました。
Tさん家には現在、2匹の愛猫と2匹の保護猫がいます。愛猫のさぶくん(写真手前)と、保護した子猫の月くん(写真奥)は、松ケンくんとも仲よし
Tさん家には現在、2匹の愛猫と2匹の保護猫がいます。愛猫のさぶくん(写真手前)と、保護した子猫の月くん(写真奥)は、松ケンくんとも仲よし
出典/「いぬのきもち」2023年3月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
取材協力/大師前どうぶつ病院
写真/尾﨑たまき
写真提供/Tさん
取材・文/袴 もな
※掲載の情報は「いぬのきもち」2023年3月号発売時のものです。
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