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犬用トイレ・おもちゃの洗浄は?使用したらすぐにしておきたい!「ニオイ対策」

犬との暮らしにニオイはつきものですが、部屋のニオイを放置していると、飼い主さんの服に染み込んでしまうことも。ニオイの発生源は早めの対策が吉。今回は、使用したらすぐにしたいニオイ対策について、臭気判定士の石川英一先生が解説します。

犬用トイレとゴミ箱の殺菌

寝転がってくつろぐ柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の排泄物に含まれる硫黄化合物やアンモニアは、嫌なニオイの原因になります。排泄したら、できるだけすぐに犬用トイレの殺菌・消臭をして、ニオイの元を断ちましょう。

おすすめは、排泄物のニオイに対して高い消臭効果と殺菌作用のあるミョウバン水です。ミョウバンは漬物にも使われる食品添加物のため、愛犬グッズに使っても安心。スプレー容器に500mlの水と大さじ1.5杯程度の焼きミョウバンを入れ、よく振ってから一晩放置しましょう。水が透明になれば完成です。

また、プラスチック製のゴミ箱はニオイがつきやすいため、ゴミ箱内にこのスプレーをして拭き取ると、殺菌作用によってニオイ対策にもなります。

犬用トイレは月に1回つけ置き洗いを

トイレのトレーやメッシュに残りがちな排泄物を取り除き、ニオイ対策を徹底するために、月に1回は洗浄するのがおすすめです。排泄物のニオイ除去に効果が高いクエン酸水や酢水でつけ置き洗いをしましょう。
1時間程度浸したあと、水で洗い流し、しっかり乾燥させれば完了です。

※ミョウバン水やクエン酸水は、トイレやゴミ箱が金属製の場合はさびるので使用しないでください。

犬のおもちゃの洗浄

ポメラニアンのこむぎちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の唾液がついたおもちゃは、雑菌が繁殖しやすいため、放置しておくとニオイの発生源になります。遊び終えたら、早めに洗浄しておきましょう。
愛犬が口にくわえるものなので、洗剤の使用はできるだけ避けて。洗えるものは、湯で流しながらタワシやスポンジで軽くこすればOK。
洗えないものは、唾液の汚れに最適なアルカリ電解水をスプレーし、しっかり2度水拭きをしてください。

※プラスチック製のグッズなど、傷が付きやすい材質のものにはタワシやメラミンスポンジは使用せず、スポンジを使用してください。
※アルカリ電解水は、強いアルカリ水溶液なので、犬が直接なめないように注意してください。また、肌の弱い方や長時間使う場合は、手袋をつけて扱ってください。

犬用フードボウルの洗浄や周辺の拭き掃除

柴犬のもなかちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
フードや、フードボウルについた唾液も、悪臭源になることがあります。少し食べ残していてもフードボウルを下げ、すぐに洗いましょう。
香料が含まれる食器用中性洗剤は、ニオイに敏感な犬の食器洗浄には不向きです。メラミンスポンジを使って水洗いをすればOK。フードボウルまわりの唾液の飛び散りも、水拭きしておくとニオイ予防になります。

水飲みボウルもこまめに手入れを

愛犬が水を飲むときに唾液が入り、雑菌が増えてにおうこともあります。衛生面から考えても、1日数回は新鮮な水に変えたほうがベター。そのついでに、水飲みボウルもメラミンスポンジやスポンジで洗って清潔にしましょう。

※プラスチック製のグッズなど、傷が付きやすい材質のものにはタワシやメラミンスポンジは使用せず、スポンジを使用してください。
ちなみに、雨の日に濡れた犬用のレインコートやリードも、放置しておくと雨水に含まれた雑菌が繁殖して悪臭を放つことが。雨の日は散歩から帰宅したら、すぐに風呂場などで洗い流し、よく乾燥させましょう。ニオイ対策は、こまめなお手入れが大切です。
お話を伺った先生/石川英一先生(臭気判定士 臭気対策アドバイザー)
参考/「いぬのきもち」2022年7月号『決定版 おうち時間が増えて「気づいてないだけ臭」だらけ! 夏のニオイ対策』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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