犬と暮らす
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夏はとくに気をつけて!家の中や周辺に潜む犬にとってキケンな生き物
ノミ
家の中はノミにとって快適な環境。寄生したノミが帰宅後に室内で産卵し、卵からかえったノミの幼虫は、犬用のベッドや家具の隙間など、暗くて湿気のある暖かな場所を好んで成長・繁殖していきます。
犬がノミに寄生・吸血されると、強いかゆみがあらわれるのが特徴。5才前後以降にノミアレルギー性皮膚炎を起こすと、さらなるかゆみが生じます。
蚊
蚊が犬を刺すことで、犬の体内にフィラリア(犬糸状虫)の幼虫が入ります。幼虫は約半年で成虫になり、肺動脈や右心房に寄生・繁殖してフィラリア症を発症。感染すると完治できず、寿命をまっとうできなくなってしまいます。
マダニ
マダニは、バベシア症やライム病、近年話題になっている重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など多くの病気を媒介します。とくにSFTSは、犬のオシッコや唾液、血液などから人に感染し、死に至ることもある恐ろしい病気です。
ゴキブリ・ハエ
カエル
ノミやマダニ、フィラリア症などは、投薬により駆除や予防が可能なので、獣医師に相談してみてください。
参考/「いぬのきもち」2023年7月号『寄生虫・昆虫から魚まで 思いがけない場所にいるから要注意! キケンな虫&生き物・出没マップ』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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