1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 健康・病気
  4. 健康管理・健康診断
  5. 【獣医師監修】「肝臓の数値が高い」犬の治療法 日常の生活で気をつけることとは

犬と暮らす

UP DATE

【獣医師監修】「肝臓の数値が高い」犬の治療法 日常の生活で気をつけることとは

動物病院で愛犬の血液検査を行った際に、獣医師から「肝臓の数値が高いですね」といわれたとき、どのような治療が行われるのでしょうか。

「肝臓の数値が高い犬の治療法と日常の生活で気をつけること」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

犬の肝臓の数値が高いってどういうこと?

肝臓の数値が高い犬の治療法と日常の生活で気をつけること いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬の健康診断や血液検査などを行った際に獣医師から「肝臓の数値が高いですね」「肝臓の数値が少し高めですね」などといわれることがあります。

この「肝臓の数値が高い」というのは、肝臓の細胞が何らかの障害を受けていて、細胞内にある酵素が血液中に現れている状態である血液検査の結果のことをいいます。

犬の肝臓の数値が高い場合に考えられる病気

肝臓の数値が高い犬の治療法と日常の生活で気をつけること いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
血液検査の結果から獣医師が「肝臓の数値が高い」と判断した場合、たとえば、肝炎、肝嚢胞、胆嚢炎、胆泥症、癌、脂質代謝異常、ホルモンの病気などが疑われることがあります。

犬の肝臓が悪くなる原因

犬の肝臓に関する病気は突発性で原因不明なことが多いですが、肝臓の数値が上昇する原因としては、一般的に感染や中毒、過肥(太り過ぎ)、体質に合わない食事などが考えられます。

犬の肝臓の数値が高い場合の治療法

いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の肝臓の数値が高くて治療が必要であると診断された場合は、その原因によって治療法は異なりますが、一般的には食事療法、内服、点滴治療が行われます。そのほかにも外科治療が必要なケースもあります。

肝臓の数値を下げる治療が行われているコについては、その原因にもよりますが、食事やおやつの内容、そのほかに気になっていることなどを担当医とよく相談されたほうがよいでしょう。

肝臓の数値は高いが経過をみる場合のお世話の仕方

いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の肝臓の数値が高い、あるいは少し高めでも治療をせずに経過をみる場合もありますが、そのコの食事やおやつ、肥満が原因の可能性がある場合は、食生活を見直す指導が行われることもあります。

肝臓の数値は愛犬の血液検査を行わなければわからないものですので、定期的に健康診断を行うことが病気の早期発見につながります。参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る