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愛犬が夏バテでごはんを食べないときの対応を獣医師に聞いてみた

暑さによって犬が夏バテを起こすと「ごはんを食べない」「ごはんを残す」といった食欲の変化がみられることがあります。

では、夏バテから愛犬の食欲がなくなったとき、どのような対応をすればよいのでしょうか?

「愛犬が夏バテでごはんを食べないときの対応」について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。

犬の夏バテとは?

愛犬が夏バテでごはんを食べないときの対応を獣医師に聞いてみた いぬのきもち
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犬が夏バテを起こすと、元気がない、食欲がない、暑さであまり動かない、反応が鈍い、だるそうにしているといった様子や嘔吐・下痢などの消化器症状がみられることがあります。

夏バテが原因で愛犬がごはんを食べないときの対応

愛犬が夏バテでごはんを食べないときの対応を獣医師に聞いてみた いぬのきもち
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犬には子犬から成犬、シニア犬とライフステージがありますが、どの年齢のコでも夏バテ対策として共通していることは、飼い主さんが気温や湿度を確認して、涼しく快適な環境を作ってあげることです。

もし、愛犬が夏バテ気味かなと感じたら、早めに生活環境の見直しや食事管理をしてあげるようにしましょう。食事のお世話について、子犬、成犬、シニア犬とそれぞれの対応をまとめました。

子犬がごはんを食べないときの対応

子犬に食欲低下が起こった場合、食事は子犬用フードを主体とし、食べが悪い場合はトッピングやササミの茹で汁などを加えて風味をよくしたり、室内での遊びでエネルギーを発散させるなどして食欲増進をはかるようにしましょう。

成犬がごはんを食べないときの対応

成犬に食欲低下が起こった場合、食事をふやかしたり、ササミの茹で汁などを加えて風味をよくしたり、ウェットフードを混ぜるなどフードの種類を変えてみてもよいでしょう。

室内遊びをしたり涼しい時間帯に少しでも散歩をするなど、体を動かすことも大切です。

シニア犬がごはんを食べないときの対応

シニア犬に食欲低下が起こった場合、脱水を防ぐために水分補給をしっかり行います。愛犬がよく過ごす場所の近くに水飲みを置くのもよいでしょう。

普段の食事をふやかしたり、ササミの茹で汁などを加えて風味をよくしたり、ドライフードよりも風味が強いウェットフードを使うことで食欲アップにつながることがあります。

夏バテは体にダメージが蓄積してさまざまな悪循環をもたらすことがあります。もし、愛犬の体調に気になることがある場合は、早めに動物病院を受診するようにしましょう。

愛犬の夏バテを上手にケアするポイント

ミニチュア・シュナウザー
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「愛犬がご飯を食べない」といっても、少しだけ残す、手で与えると食べる、全然食べないなど、さまざまな状況があると思います。どちらにしても愛犬がごはんを食べてくれない状況は飼い主さんも心配ですよね。

気温が高い時季は、普段よりも1日に必要な摂取カロリーが低くなっているコもいます。また、運動量の低下によって食べる量が減ることもあるため、まずはしっかり愛犬の様子を観察して、体調の変化がないかをチェックしてあげてください。

愛犬の食欲低下が気になるときは定期的に体重のチェックを行い、もし、体重が減っている場合は、食事の内容に変化をつけて食欲をアップさせる工夫をしてみましょう。

涼しい部屋での室内遊びなどを取り入れて体を動かし、胃腸を動かしてあげることも犬の食欲アップにつながります。

暑さを乗り越え、元気に秋を迎えるための参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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