犬と暮らす
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初散歩で「初拒否柴」を披露した子犬 行動からわかる心理を獣医師が解説!
小さな体で“拒否柴”を発動する、子犬の豆蔵くん。可愛らしい姿に、思わずクスッとしてしまいますね。
撮影当時を振り返る!
散歩を始めてすぐに歩かなくなってしまった豆蔵くんについて、飼い主さんは「それまでは抱っこで出かけたことはありましたが、自分の足で外の世界を歩くことが初めてだったこともあり、怖かったのではないかと思います」と話します。
また、写真を改めて見て、当時を懐かしく思うと話していました。
「家の中では元気に走り回っていたのに、外に出た途端に歩かずに固まってしまって。愛犬の初めての『拒否柴』に少し戸惑いつつも、その姿がとても可愛いと思って写真におさめたことを覚えています」
現在の豆蔵くんは…
今では2〜3時間ほど平気で歩くといい、豆蔵くんはいくつかあるお気に入りの散歩コースの中から好きな道を選んで、飼い主さんとの散歩を毎回楽しんでいるとのこと。
最初の頃は怖がって歩けなかった道も、今は余裕で歩いているそうです。そのような豆蔵くんの姿を見ると、飼い主さんは「体だけでなく心も着実に成長していると感じる」といい、豆蔵くんの成長を嬉しく思っているようです。
【獣医師解説】初散歩で「散歩拒否」をする犬の心理
いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
「紹介した豆蔵くんを見ると、外という環境に慣れていなくて、自身で歩くことや見慣れない景色、ニオイや音などが怖くて進みたくない様子が伝わってきます。
お散歩デビューでこのような行動を見せやすい犬の特徴としては…
・警戒心の強いコ
・怖がりなコ
犬が散歩好きなコになるためのポイント
「豆蔵くんは、今は散歩が大好きとのことでしたね。豆蔵くんのように愛犬が散歩好きになるためのポイントとしては、無理をせずに少しずつ外の環境に慣らしていくことが大切でしょう。
歩けたらおやつなどのご褒美を与えるのもよいかと思います」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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