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犬がウンチを食べる理由と対処法 犬の食糞について獣医師に聞いた
犬のなかには、自分やほかの犬のウンチを食べてしまうコもいるようです。では、犬がウンチを食べるとき、どのような理由が考えられるのでしょうか?
「犬が食糞をする理由と対処法」について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生が解説します。
「犬が食糞をする理由と対処法」について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生が解説します。
犬の食糞は正常な行動でもみられるが、衛生的にやめさせたほうがよい
愛犬がウンチを食べるという行動を目の当たりにしたときに驚いてしまう飼い主さんもいるかもしれません。
犬がウンチを食べる「食糞」という行動は、子犬が興味本位で食べることがあったり、母犬が寝床を清潔にするために子犬の糞を食べることがあるなど、正常でもみられる犬の行動です。
ただし、犬が自分のウンチを食べることで大きな病気につながることは考えにくいものの、衛生的にはやめさせた方がよいでしょう。
食糞をやめさせるためには、愛犬がなぜウンチを食べるのか、その理由を知る必要があります。
犬がウンチを食べる「食糞」という行動は、子犬が興味本位で食べることがあったり、母犬が寝床を清潔にするために子犬の糞を食べることがあるなど、正常でもみられる犬の行動です。
ただし、犬が自分のウンチを食べることで大きな病気につながることは考えにくいものの、衛生的にはやめさせた方がよいでしょう。
食糞をやめさせるためには、愛犬がなぜウンチを食べるのか、その理由を知る必要があります。
犬が食糞をする理由
犬がウンチを食べる場合、考えられる理由としては、
などが挙げられます。
- 興味本位で口にしてしまう
- 飼い主の気をひくため
- 食事量や栄養バランスの不足によるもの
- 犬のストレス
- 病気が隠れている
などが挙げられます。
犬がほかの犬や動物のウンチを食べる場合は注意!
ここまで、犬が自分のウンチを食べる行動について話をしてきましたが、ほかの犬や動物のウンチを食べる行動がみられる場合は注意が必要です。
まず、自分以外のウンチを食べることは衛生的ではないですし、下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こすことがあります。また、相手の犬が寄生虫などの感染症を患っていた場合は糞を食べた犬にうつる可能性もあります。
まず、自分以外のウンチを食べることは衛生的ではないですし、下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こすことがあります。また、相手の犬が寄生虫などの感染症を患っていた場合は糞を食べた犬にうつる可能性もあります。
愛犬が食糞をする場合の対処法
愛犬がウンチを食べる場合は、以下のような方法で食糞をやめさせるように対応していくとよいでしょう。
①すぐにウンチを片付ける
愛犬の排便のタイミングをつかみ、排便後は速やかにウンチを片付けましょう。
子犬の場合は興味本位から食べ始めたり、食べているところを飼い主さんに注意されたことを注目してもらったと勘違いして食糞を繰り返すことがあります。
もし、愛犬がウンチを食べているところを目撃した場合は、飼い主さんが驚いたり叱るなどの声かけをせずに、おもちゃなどで気を逸らしている間にサッと片付けるようにしましょう。
子犬の場合は興味本位から食べ始めたり、食べているところを飼い主さんに注意されたことを注目してもらったと勘違いして食糞を繰り返すことがあります。
もし、愛犬がウンチを食べているところを目撃した場合は、飼い主さんが驚いたり叱るなどの声かけをせずに、おもちゃなどで気を逸らしている間にサッと片付けるようにしましょう。
②食事量の確認
犬の食糞がクセになっている場合は、食事の量と栄養バランスが足りているか、総合栄養食を選んでいるかについても確認をしましょう。
③叱らずに対応する
犬はトイレを失敗したときに叱られた経験があると、便を隠そうとして食糞をすることもあるため、トイレの失敗は叱らずに対応しましょう。
④犬がストレスを抱えていないかを考える
犬の食糞はトイレスペースが汚れていたり、日常生活におけるストレスが関わっていることもあります。
トイレの清潔を心がけること、運動量を増やしてエネルギー発散させること、日常のストレスを緩和してあげることが食糞の改善策につながることがあります。
愛犬の食糞でお悩みの方は参考にしてくださいね。
トイレの清潔を心がけること、運動量を増やしてエネルギー発散させること、日常のストレスを緩和してあげることが食糞の改善策につながることがあります。
愛犬の食糞でお悩みの方は参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・山口みき先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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