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犬が疲れているときにみせるサインとは? 犬が疲れる原因と対処法
「犬が疲れているときみせるサイン」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。
犬が疲れているときにみせるサインがある
- 少しだけ元気がない
- 食欲がやや減った
- 活発さが少ない
など、明らかな体調不良とまではいえないものの「いつもより少し調子が悪いかも? 」と感じるような様子であったり、寝る時間が増えたり、横になって体を休めている姿を目にすることもあるでしょう。
そのほかに犬が疲れているサインとして、
- 家族の近くにいたがる
- 人の気配のない場所で過ごしたがる
などの行動の変化がみられる場合もあります。
犬が疲れやすくなる原因
たとえば、普段より多く散歩をしたりドッグランでたくさん走ったり、長時間のお出かけをしたり、来客があったときなどに緊張や刺激を感じる状況があると犬が疲れてしまうことがあります。
犬が疲れているときの対処法
犬が好きな場所で休んでいる場合は、熱中症や体の冷えなどが心配な場合でなければ、触ったり声掛けをせずにそのままそっとしておいてあげましょう。
犬の「疲れたサイン」は体調不良の場合も
このため、愛犬をしっかり休ませても回復しない場合は動物病院に相談しましょう。
子犬や旅行中の犬は疲れからくる体調不良に注意
たとえば、子犬や若い犬、旅行中の犬などは、ニオイや音などの刺激があると吠えたり遊びたがるなど、ゆっくりと休む時間を作りにくくなり、体の疲労から体調不良を起こす場合があるため注意が必要です。
犬に疲れているサインがあっても興奮したり落ち着かない場合は、ケージやクレートの中に誘導して入れ、周囲をブランケットなどで覆って刺激を遮り人が構わないようにします。こうすることで徐々に興奮が落ち着いて犬が休みやすい環境にすることができます。
お出かけや旅行などが多くなる季節は犬がみせる疲れのサインにも注意したいですね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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