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病気や不調のサインかも?寝ている犬の気になるしぐさを獣医師が解説

人と同じように、犬もさまざまな寝方をします。しかし寝ているときのしぐさには、病気や不調のサインが隠れていることもあるので、注意が必要です。

今回はいぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に、寝ている犬の気になるしぐさについてお話を伺いました。

注意が必要な犬の寝方とは?

ソファで眠っている子犬
Petra Richli/gettyimages
――犬がこんな寝方をしていたら注意が必要、というしぐさなどがあれば教えてください。

原先生:
「体を極度に丸めて寝ている、うつぶせで前足を伸ばしながら深く早い呼吸をしている、異常に脱力をした状態で横たわっているときなどは、少し注意して犬の様子を見てあげてください」

イビキや足の動きが気になるときは

ひっくり返って寝る犬
Evrymmnt/gettyimages
――犬が寝ているときのイビキについて「このようなイビキは要注意」というものはありますか?

原先生:
「呼吸が苦しそうで舌の色が紫色だったり、イビキの音が急に大きくなったりした場合は注意が必要です。早めに病院の受診を検討しましょう」

――犬が寝ているとき、よく足がぴくぴく動くのは、不調や病気の可能性が考えられますか?

原先生:
「ちょっとした足のぴくぴくは、通常は睡眠中に見られる正常な反応です。ただし、バタバタと異常に激しい動きや長時間続く場合は、てんかんなどの神経疾患の可能性もあります。
気になる場合は、その様子を動画で撮影して、なるべくすぐに獣医師に相談してみるのがよいでしょう」

寝ている犬の気になるしぐさを見かけたときの対応

人のベッドで眠る犬
Anton_Herrington/gettyimages
――寝ている犬の気になるしぐさを見かけたら、どのように対応すればよいでしょうか?

原先生:
「まずは呼びかけてみて、しっかりと応じるか、自力で起き上がって普通に動けるかなどを確認してください。もしいつもと違う様子が見られたら、早めにかかりつけの先生に相談するようにしましょう」
愛犬の異変に気づくためには、普段から寝ている様子などをよく観察しておくことが大切です。今回ご紹介した心配なしぐさが見られたり、いつもと違う様子だったりした場合は、かかりつけの獣医師に相談するようにしましょう。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/江村若奈
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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