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犬が「ムキ顔」をする理由 犬が怖い顔をしているときのNG対応とは

犬が鼻にシワを寄せ、歯を剥き出して怖い顔をすることをSNSなどでは「ムキ顔」と呼ばれていますが、このムキ顔は犬が怒っているときもそうでないときにもみられることがあります。

では、犬がムキ顔をしているときにしてはいけない対応や接し方はあるのでしょうか?

「犬がムキ顔をする理由と犬が怖い顔をしているときのNG対応」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬がムキ顔をする理由は?

犬がムキ顔をする理由と犬が怖い顔をしているときのNG対応とは いぬのきもち
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SNSなどでは犬のムキ顔が可愛いといわれることもあるようですが、一般的に犬がムキ顔をみせるときは、
  • 相手に嫌だと伝えたい

  • 相手に近づいてほしくない

  • これ以上近づいたら攻撃しますよと伝えたい

こういったシチュエーションでみられることが多く、
犬が「怖い」「嫌だ」「怒り」という心理からムキ顔をしていることが多いです。

犬は怒っていなくてもムキ顔をすることがある

チワワ ムキ顔 いぬのきもち
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犬がムキ顔をする理由は、怖い、嫌だ、怒りという心理以外にも、まれに嬉しい感情の高ぶりがムキ顔として表情に出るコもいます。

また、ムキ顔をしたときに飼い主さんが笑った、喜んでいたという経験から、人の反応が嬉しくてムキ顔をするコもいます。

このように、犬は怒っていなくてもムキ顔をすることがあるのです。

ムキ顔をしている犬の心理を見分けるポイント

犬が怒ってムキ顔をしているときは、背中の毛が逆立っていたりムキ顔と同時に唸って威嚇をすることが多いです。

これらの様子があるかどうかは、犬が怒ってムキ顔をしているのか、感情の高ぶりや嬉しさからムキ顔をしているのかを見分けるポイントとなります。

犬がムキ顔をしているときの基本の対応

犬がムキ顔をする理由と犬が怖い顔をしているときのNG対応とは いぬのきもち
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犬がムキ顔をしているとき、怒っている様子がみられる場合は犬に構わずに興奮がおさまるまでそっとしておくとよいでしょう。

また、怒ってムキ顔をしているのではなく、犬が自分に注目してほしい、嬉しいという気持ちで鼻にシワを寄せているときは構ってあげるとよいかと思います。

犬がムキ顔をしているときのNG対応

犬がムキ顔をする理由と犬が怖い顔をしているときのNG対応とは いぬのきもち
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犬が怒ってムキ顔をしているときの注意点として、犬に対して
  • 大きな声や音を出す

  • 急に近づいて体に触ろうとする

などの行動は危険ですのでしないようにしましょう。

愛犬の感情を読み取る際の参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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