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「犬がウンチを食べるのをやめさせたい」犬の食糞症で考えられる病気と対処法
「犬の食糞症で考えられる病気の可能性と対処法」について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に話を聞きました。
犬の食糞症とは?
犬が食糞をする理由
犬の食糞で考えられる病気と検査方法
なお、犬が他の犬のウンチを食べる場合は衛生的ではないですし、相手の犬が寄生虫などの感染症を患っていた場合はうつることもあります。また、下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こすことがあります。
動物病院では便検査や体格のチェックのほか、食欲増進を起こす病気の疑いがある場合は血液検査やエコー検査などが行われます。
犬が食糞をする場合の対応
食糞に反応しない
口の中の糞便を取ろうとしない
現場を押さえた際には冷静に振る舞い、おもちゃやおやつなどで気をそらすことが難しい場合は、ぐっとこらえてその場を立ち去り無視をしましょう。
生活リズムを整える
また、トイレの清潔を心がけたり、遊びの時間や運動量を増やしてエネルギーを発散させること、生活環境を整えたり苦手な物事からは距離をおく工夫をするなど、日常のストレスを緩和してあげることが食糞の改善策に繋がることがあります。
動物病院を受診する
子犬であっても生後6か月以降も食糞が止む気配がない場合や便を片付けようとすると怒る場合などは獣医師に相談してください。
また、成犬になってから食糞が始まった場合は、食欲増進を起こす病気の可能性を考えます。食糞を放置することで習慣となってしまう恐れもありますし、病気の場合は早期治療が必要ですので、早めに獣医師の診察を受けてください。
犬の食糞でお悩みの方は参考にしてくださいね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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