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<PR>犬も花粉症に!? 愛犬と家族を守るための対策を専門家がアドバイス!
今回は、アレルギーや皮膚ケアの専門家である獣医師の江角真梨子先生にお話を伺い、愛犬の花粉症について詳しく解説するとともに、家庭内で実践できる対策をご紹介します。
犬も花粉症になるって本当?
1. 愛犬の花粉症の主な症状
皮膚のかゆみ:カラダをかく、なめる、かむといった行動が何度も見られることがあります。特に顔や足、腹部など被毛が薄い部分に症状が出やすいです。
目や鼻の炎症:目が赤くなる、涙が多く出る、透明な鼻水が垂れるといった症状が現れることがあります。
くしゃみ:くしゃみを繰り返すことがあります。これは特に花粉が飛びやすい時期に目立つ症状です。
2. 花粉によるアレルギーの原因
3. 花粉症のリスクが高い犬の傾向
家庭内でできる花粉対策で、愛犬と家族を守ろう
1. お散歩後のケアを欠かさずに
ブラッシング:ブラッシングは、愛犬の被毛に付着した花粉を取り除くのに効果的です。室内ではなく、家の外や玄関先で行いましょう。
濡れタオルや専用シートで拭く:愛犬の被毛だけでなく、顔や足、カラダ全体を濡れタオルやペット用の拭き取りシートなどで拭いてあげるとよいでしょう。特に足裏や耳の周りは花粉が多く付着しているかもしれないので、重点的に拭いてあげてください。
シャワーの活用:花粉の多い日には、シャワーでカラダを軽く洗い流すのも効果的です。ただし、毎回シャンプーをすると皮膚に負担がかかるため、ぬるま湯で優しく流す程度で十分です。
洋服や靴の着用:散歩時に洋服を着せたり、靴を履かせたりすることで、愛犬の被毛や足裏に花粉が付着するのを防ぐことができます。帰宅時に脱がせれば、それだけで室内に持ち込まれる花粉の量を大幅に減らせるでしょう。なお、洋服はずっと着せっぱなしにはしないでください。また、同じ服を毎日着せるのではなく、人間と同じように洗濯し、いつも清潔な服を着せるようにしましょう。
2. お散歩時間を工夫しよう
春のお花見シーズンは花粉が特に多く飛ぶ時期でもあります。お花見に出かけて、桜と愛犬の写真を撮りたがる飼い主さんも多いですが、桜の下に愛犬を近づけると被毛に花粉が付着しやすくなるため、注意が必要です。
3. 室内環境をきれいに
花粉がたまりやすい場所を徹底ケア:カーペットや布製ソファは花粉がたまりやすいため、こまめに掃除機をかけるようにしましょう。また、カーテンやクッションカバー、愛犬のお気に入りのぬいぐるみやタオルなども、できるだけ定期的に洗濯してください。
お気に入りだからと洗わない飼い主さんもいらっしゃいますが、洗わないことで花粉がたまりやすくなる可能性があります。花粉が付着したままのぬいぐるみで遊んだ結果、口の周りがかゆくなる症状が出ることも。洗濯でお気に入りのものを取り上げてしまうことが気になる場合は、同じものを複数用意し、洗い替えができるようにするとよいでしょう。
空気のケアで愛犬の健康をサポート:室内の空気を清潔に保つために、空気清浄機を活用するのもよいでしょう。特に愛犬がよく過ごす部屋では、空気を循環させながら清潔に保つことで、快適な環境を作る助けになります。花粉によるアレルギー症状が続くと、愛犬の生活の質が低下する可能性もあるため、室内の花粉を減らす工夫をぜひ取り入れてみてください。
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また、愛犬の体調に異変を感じたら、すぐに動物病院で相談してください。鼻水やくしゃみ、カラダをかゆがるといったサインに早めに気づき、適切な対処を行いましょう。春は健康診断が多い時期でもありますので、この機会に愛犬の花粉症について相談してみるのもおすすめです。
日本大学獣医学科卒業後、東京農工大学医療センターで研修医(1種・2種皮膚科)を修了。日本獣医皮膚科学会認定医、日本コスメティック協会認定指導員。2015年より獣医皮膚科専門チーム「Vet Derm Tokyo」に所属し、2020年からはフリーランスの皮膚科獣医師として活躍。犬・猫の皮膚科診療を中心に、アレルギーや皮膚疾患のケアに注力している。
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