犬と暮らす
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散歩やお出かけ中に注意したい!暮らしにひそむ「犬に毒なもの」
【スイセン】すべての部位に毒が
<毒をもつ草花の一例>
・アサガオ
・クリスマスローズ
・グロリオサ
・コンフリー
・ジギタリス
・スズラン
・スノーフレーク
・タマスダレ
・チューリップ
・ヒガンバナ
・ユリ
・フクジュソウ など
【イチョウの実(ギンナン)】多量に食べると嘔吐や下痢などを起こすことも
<毒をもつ樹木の例>
・梅の実(青梅)
・キョウチクトウ
・シャクナゲ
・ソテツ
・ナンテン
・レンゲツツジ など
置きエサタイプの殺鼠剤、アリやナメクジ駆除剤などは、犬がニオイにひかれて口にしてしまう場合も。犬に中毒を引き起こす成分が含まれていることが多いです。
ペットへの安全性をうたった除草剤もありますが、グリホサートなどの有機リン系の除草剤は犬が口にすると危険です。
細菌や寄生虫が雨水とともに、側溝に流れこんだり、水たまりにたまったりする可能性があります。飲んで感染した場合、下痢や食欲不振になるばかりか、菌の種類によっては効果的な治療ができないおそれも。
タバコそのものを食べてしまうと、少量でもニコチン中毒を発症するおそれがあります。下痢や嘔吐、興奮、浅い呼吸、ヨダレ、ふらつきなどの症状が、数十分程度であらわれます。
野生動物のフンには、回虫や条虫などの寄生虫、大腸菌やサルモネラ菌などの細菌が含まれています。食べることで感染するおそれがあります。また、ほかの犬のフンも感染症のリスクがあるため食べさせないで。
参考/「いぬのきもち」2024年12月号『暮らしにひそむ犬に「毒」なもの』
イラスト/あらいのりこ
文/伊藤亜希子
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