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【獣医師解説】犬が人の赤ちゃんを見守ったり相手をしたりする理由
今回は、犬の赤ちゃんに対する認識や犬と赤ちゃんが一緒に暮らすうえでのポイントについて、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生が解説します。犬は人の赤ちゃんをどのように認識しているのでしょうか。
犬は人の赤ちゃんのことをどう認識しているの?
――犬は人の赤ちゃんのことをどのように認識しているのでしょうか?
原先生:
「おそらく“独特なニオイがして高い声で泣く小さな動物”と認識しているのかなと思います。“赤ちゃん”だという概念までは、理解していないのではないでしょうか」
原先生:
「おそらく“独特なニオイがして高い声で泣く小さな動物”と認識しているのかなと思います。“赤ちゃん”だという概念までは、理解していないのではないでしょうか」
犬は赤ちゃんを見守ったり相手をしたりできるの?
――犬は人の赤ちゃんに対し、見守ったり相手をしたりすることができるのでしょうか?
原先生:
「赤ちゃんに対する興味があったり、飼い主さんが赤ちゃんにとても関心を寄せて大切に扱っている様子を見ていたりする場合、犬が赤ちゃんを見守ったり優しく接したりすることなどは、十分起こりうると思います」
原先生:
「赤ちゃんに対する興味があったり、飼い主さんが赤ちゃんにとても関心を寄せて大切に扱っている様子を見ていたりする場合、犬が赤ちゃんを見守ったり優しく接したりすることなどは、十分起こりうると思います」
犬と赤ちゃんが安全に暮らすうえで気を付けること
――犬と人の赤ちゃんが安全に暮らすうえで、気を付けるポイントについて教えてください。
原先生:
「衛生面の管理(毛や唾液、排泄物の清掃)や噛みつき事故の防止が重要かと思います。いくらおとなしいコでも、赤ちゃんと犬をふたりきりにすることは避けましょう」
原先生:
「衛生面の管理(毛や唾液、排泄物の清掃)や噛みつき事故の防止が重要かと思います。いくらおとなしいコでも、赤ちゃんと犬をふたりきりにすることは避けましょう」
一緒に生活するために配慮すべきこと
――犬と人の赤ちゃんが互いに心地よく過ごすためのポイントなど、配慮すべき点などはありますか。
原先生:
「お互いの生活空間を分けて、適度な距離感を保つことが重要だと思います。また、赤ちゃんがいるとどうしても赤ちゃんに注意が向きがちですが、愛犬に対してもできる限り注意を向けて、コミュニケーションをしっかりと取ってあげましょう」
原先生:
「お互いの生活空間を分けて、適度な距離感を保つことが重要だと思います。また、赤ちゃんがいるとどうしても赤ちゃんに注意が向きがちですが、愛犬に対してもできる限り注意を向けて、コミュニケーションをしっかりと取ってあげましょう」
犬と赤ちゃんが一緒に暮らすご家庭では、安全面や衛生面、コミュニケーションに気を配ることが大切。参考にしてみてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
取材・文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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