いざ犬を飼い始めたものの、予想外の行動に困ってしまうことってありますよね。今回は、1才までの子犬にありがちな、お困りごとを解決するお役立ちアイテムをご紹介します。子犬のうちにしっかりしつけをしておくのがベスト!早め早めに対策しましょう。
「食フン」対策に役立つアイテム
人と違い、犬はウンチを食べることに嫌悪感がありません。排泄したウンチがすぐ近くにあれば、好奇心から食べてしまったり咥えてみたりするものです。しかし、これを放置するとウンチを食べるクセ(=食フン)がついてしまうので、お役立ちアイテムを取り入れて解決しましょう。
お役立ちアイテム①クレート
寝床とトイレが近いと食フンしやすくなるので、飼育環境を「寝床」と「トイレ」に分けましょう。この時に役立つのが「クレート」です。クレートとは、持ち運びもできる犬用のハウスのこと。
今まで使っていたサークルはトイレ専用にして、クレートを寝床にしてみましょう。普段はクレートの中で休ませ、3時間ごとにトイレに連れていきます。この時、犬がウンチをしたらすぐに拾い、食フンを防ぎましょう。
お役立ちアイテム②ウンチがおいしくなくなるサプリ
服用すると食フンしたときにウンチがまずく感じる、「食フン防止用サプリ」もおすすめです。犬用チーズなどにサプリをくるむと与えやすいので実践してみてくださいね。
「引っ張り癖」に役立つアイテム
引っ張り癖のある犬は、「引っ張れば飼い主さんがついてきてくれて、行きたいところへ行ける」と勘違いしている可能性が。ケガやトラブルの原因にもなるので、お役立ちアイテムを使ってしっかりしつけましょう。
お役立ちアイテム①おやつポーチ
引っ張り癖を直すためには、引っ張るより「飼い主さんと一緒に歩くと楽しい♪」と教えることが大切です。まずはおすわりをさせて、飼い主さんに注目させてから歩き出します。愛犬が注目して歩けたら、おやつを1粒あげてほめてあげましょう。
そんな時に活躍するのが「おやつポーチ」。腰などにぶら下げておけばすぐに取り出せてとても便利ですよ。これを毎日練習するうちに、犬も引っ張らなくなるでしょう。
お役立ちアイテム②イージーウォークハーネス
「イージーウォークハーネス」は、引っ張ると胸部に力が加わるため、犬が前に進めなくなります。引っ張った瞬間に「ノー!」などと教え、引っ張らなくなった瞬間にほめてあげるとより効果的です。
1才までにありがちなお困りごとに役立つアイテム
この他にも、子犬のしつけに効果的お役立ちアイテムはたくさんあります。
お役立ちアイテム①メッシュ付きトイレトレー
「メッシュ付きトイレトレー」なら、犬が噛んでトイレシーツをビリビリにできなくなります。留守番中のいたずら防止におすすめですよ。
お役立ちアイテム②お風呂用ブーツ
愛犬が足にじゃれたり甘噛みしたりしてくるときには、お風呂を洗う時などにはく「お風呂用ブーツ」を室内ではいてみましょう。犬にとって「お風呂用ブーツ」は噛み心地が悪いため、噛まなくなる可能性が。
お役立ちアイテム③苦味スプレー
犬が甘噛みしたときに苦味を感じる「苦味スプレー」もおすすめ。あらかじめ噛まれたくない場所やモノに苦味スプレーを塗っておくだけで、甘噛み予防になる場合があります。
今回は、子犬期のしつけお役立ちアイテムとしてご紹介しましたが、すでに成犬だとしても、根気よくしつけを行えば、お困り行動を直すことは決して不可能ではありません。あきらめずにぜひトライしてくださいね!
参考/「いぬのきもち」2017年8月号『子犬のしつけの3大困りごと、解決します!』(監修:「Can!Do!Pet School 」代表 西川文二先生)
文/Richa
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。