犬と暮らす
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愛犬が急にゴハンを食べなくなった!病気?それともワガママ? 食欲タイプをチェックしよう
体質的に小食タイプ
□ゴハンを準備していても近寄ってこない
□食べている途中で遊びだす
生まれながらに食が細いタイプ。そのままだと必要な栄養を摂取できないかもしれないため、愛犬の個性と軽視せずに食欲を上げる工夫を。ただなかには、成長とともに胃腸の機能が整って自然と食べられるようになる犬もいます。
環境で食欲不振タイプ
□ゴハンを前に、10秒以上マッテをさせる
□食べ残しはそのまま置きっぱなしにしている
飼い主さんの提供する環境に問題があるタイプ。落ち着いて食べられない、食前にストレスを感じることが多いなどの理由で食欲が低下。常にゴハンがある環境も、食に対する特別感や興味がわきにくくなる原因になっています。
ワガママで食べムラタイプ
□人の食べ物を欲しがる
□食べ残したゴハンをあとから食べる
もともと小食な場合もありますが、多くは好きなものだけ食べていたいという偏食タイプ。経験から、「ゴハンを食べずにいれば、そのうちもっとおいしいものを出してくれる」と知っていて、食べるものを選り好みしています。
ストレスで食欲不振タイプ
□最近家族構成が変わった
□最近、同居犬や友達犬に会えなくなったり離れ離れになったりした
引っ越しや大好きな人・犬と離れるなど、ショックな出来事を経験するとそれがストレスになって食欲不振になることが。1週間程度で元に戻ることが多いですが、長引く場合は食欲が出るように工夫を試してみて。
加齢で食欲不振タイプ
□年とともに水を上手に飲めなくなった
□年とともに食べるスピードが落ちた
犬は年をとると、口や舌、足腰の筋肉の衰えなどでゴハンをうまく食べられなくなり、食べようとする意欲そのものが下がってしまうことが。「食べたい!」という気持ちが自然にわくように工夫する必要があります。
病気・ケガで食欲不振タイプ
□何も食べていないのに口をクチャクチャさせている
□首や足を触ろうとすると嫌がる
上記の条件だけでなく、吐く、下痢をするなどのほかの症状が見られる場合は、病気が原因で食欲不振になっている可能性大。首や足をケガして痛みがあることで、食べる姿勢をうまくキープできずに食欲が落ちるケースも。早めに獣医師に相談を。
参考/「いぬのきもち」2023年6月号『おとな犬の食べムラ・食欲不振 これで解決!』
写真/佐藤正之
文/いぬのきもち編集室
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