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なぜ冬に多くなる? 寒い季節に犬がおしっこの病気にかかりやすい理由

冬になると犬のおしっこに関連した病気が多くなるといわれていますが、これはなぜでしょうか?

「犬が冬季におしっこの病気にかかりやすい理由」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生が解説します。

犬のおしっこの病気とは?

なぜ冬に多くなる? 寒い季節に犬がおしっこの病気にかかりやすい理由 いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の尿に関連した病気のことを飼い主さんが「おしっこの病気」と表現することがありますが、これらの病気にはたとえば、膀胱炎や尿結石などが挙げられます。

犬のおしっこの病気が冬に多くなる理由

なぜ冬に多くなる? 寒い季節に犬がおしっこの病気にかかりやすい理由 いぬのきもち
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一般的に犬のおしっこの病気は冬に多くなるといわれています。これは、寒い季節になって犬の1日の飲水量が減ることでおしっこの量や回数が減ることが原因だといわれています。

おしっこの量が少なくなると、おしっこが濃くなり結石などができやすくなります。また、菌を体の外に押し出す役割も果たしている排尿が減ることで、膀胱内で菌が増えやすくなってしまうことなどが理由だと考えられています。

犬のおしっこの病気の症状

ラブラドール・レトリーバー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬がおしっこの病気になると頻尿、排尿時の痛み、血尿、陰部をしきりにとなめるなどの症状がよくみられます。

犬のおしっこの病気に気がつくための観察ポイント

犬のおしっこの病気では多くのケースで排尿をするタイミングでの異変がみられます。
  • おしっこ自体はまとまって出ているか

  • 排尿時に痛そうに唸ったり何度もおしっこをしようとする仕草はないか

などを観察しておくとよいでしょう。

犬のおしっこの病気を予防する方法

フレンチ・ブルドッグ
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犬のおしっこの病気を予防するためには積極的に水分を摂取させ、十分な回数と十分な量のおしっこをさせることが大切です。また、トイレシートや屋外でこまめに排尿を促してあげることなども病気の予防につながります。

犬が水を飲まない場合の水分の与え方

冬になると水をあまり飲まない犬の場合は、おしっこの病気を予防するために水を飲ませる工夫も必要です。

たとえば、食事にウェットフードを取り入れることで食事から摂取できる水分を増やすこともとても有効な手段です。また、水の温度によって好き嫌いがあるコもいるので、水が冷えやすい冬場は少し温めてみるのもよいでしょう。

愛犬がおしっこの病気にならないためにも、冬場の飲水量を多くすることを心がけたいですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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